『ONE PIECE』ガープは本当に強かった…1080話“覇王色”匂わせに「化け物すぎて笑った」

『ONE PIECE』ガープは本当に強かった…1080話“覇王色”匂わせに「化け物すぎて笑った」

『ONE PIECE』105巻(尾田栄一郎/集英社)

4月10日発売の『週刊少年ジャンプ』19号に掲載された『ONE PIECE』最新話では、海軍本部中将のモンキー・D・ガープが大暴れ。“海軍の英雄”と言われ、さまざまな伝説をもつ人物だったが、前評判に違わない実力を見せつけてくれた。

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※『ワンピース』最新話の内容に触れています

第1080話『伝説の英雄』の舞台となったのは、“新四皇”黒ひげが牛耳る「海賊島」ハチノス。囚われの身だった海軍機密特殊部隊「SWORD」のコビーが脱走を図り、島中の海賊たちに狙われる騒ぎとなっていた。

そこで、コビーを救出するために「SWORD」のメンバーたちが乱入。“ムチムチの実”の調教人間・孔雀、“グニョグニョの実”の粘土人間プリンス・グルスなど、強力な能力者が連携を見せつけていく。

さらに追い打ちをかけるように、1隻の軍艦が空から飛来する。そこから飛び出してきたガープが、上空で「拳骨衝突(ギャラクシーインパクト)」を放つと、街1つがまるごと吹き飛んでしまう──。

ガープはドラゴンの父親にして、ルフィの祖父でもある存在。海賊王ゴールド・ロジャーと激戦を繰り広げた過去もあるが、すでに78歳という年齢で、現役を退いている節があった。

しかし今回は愛弟子のコビーを救うために、大立ち回りを披露。規格外の描写に、読者たちは《今でこれならガープさんの全盛期ってどれだけすごかったのよ…》《ガープがロジャーとやりあってたのが納得できる回 現役時代なら世界を壊すレベル》《ガープ化け物すぎて笑った》《人類最強はガープ中将なんじゃ…?》と大興奮しているようだ。

実は覇王色の使い手だった?

今回、とくに読者の注目を集めたのが、ガープが放った技「拳骨衝突」の描写だ。よく見ると、爆発が“黒い稲妻”をまとっているように見えるのだが、これが覇王色の覇気を意味するエフェクトではないかと囁かれている。

これまでは公式ファンブック『VIVRE CARD~ONE PIECE図鑑~』の情報から、ガープが使えるのは武装色と見聞色の覇気だけで、覇王色の持ち主ではないと思われていた。

しかし今回、覇王色を使えるどころか、攻撃に“まとう”ことができる描写まで飛び出したことで、一気に作中の格が上がりそうだ。

マリンフォード頂上戦争では、センゴクに向かってサカズキを倒してしまいそうだと口走る場面があり、読者からは「できるわけがない」と一蹴されていたが、今回の描写を見るに有言実行に至るポテンシャルがあったのかもしれない。

前回の第1079話では、赤髪のシャンクスにとって初となるまともな戦闘シーンが描かれ、読者たちを驚愕させていた。

次々と作中の大物たちが実力を見せ付けていく展開だが、旧時代の彼らは新時代の旗手とどのように交わるのだろうか。

文=Tら
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』105巻(尾田栄一郎/集英社)

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