『水星の魔女』シーズン2は期待外れ!? ガッカリ展開に「ガノタは戦争が観たいんです」

『水星の魔女』シーズン2は期待外れ!? ガッカリ展開に「ガノタは戦争が観たいんです」

『水星の魔女』シーズン2は期待外れ!? ガッカリ展開に「ガノタは戦争が観たいんです」 (C)PIXTA

アニメファンから大きな注目を集める『機動戦士ガンダム 水星の魔女』(TBS系)のシーズン2が、ついに開幕。4月9日に待望の第13話が放送されたのだが、その内容に肩透かしを食らった視聴者も多かったようで、「がっかりだった」という声が上がっている。

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「戦争」を期待していたガンダムファンたち

同作は、TVアニメ『機動戦士ガンダム』シリーズの通算23作目。TVアニメでは初となる女性を主人公とした作品で、辺境の地・水星から「アスティカシア高等専門学園」に編入してきた少女、スレッタ・マーキュリーの活躍が描かれている。

シーズン2の幕開けを告げる第13話『大地からの使者』では、プラント・クエタ襲撃事件から2週間後、「アスティカシア高等専門学園」を舞台としたエピソードを展開。オープンキャンパスの準備に学園がにぎわうなか、襲撃事件に関わったソフィとノレアが編入生としてやってくる…という展開だった。

「水星の魔女」シーズン1は、学園が舞台であることや、スレッタとミオリネというメインキャラクターたちの百合的な関係によって人気を集めていた。シーズン2もまた、同様の路線が続くのかもしれない。ところが一部の視聴者たちは、この展開に不満を覚えているようだ。

ネット上では、《ドロドロの戦争モノになると思ってたのに、がっかりだよ》《「また学園かよ…」ってなった人は私だけじゃないと思いたい。ガノタは戦争が観たいんですよ》《まだ決闘とかいうビルドファイターズごっこしてるのか…。早く戦争してくれ》《1期最後がなかったかのように従来のスレッタやってるのガッカリ》といった声が続出している。

ショッキングなラストで終わった1クール目

落胆するファンが相次いでしまったのは、「水星の魔女」シーズン1の終わり方が原因だろう。

直前まではほのぼのとした学園モノのストーリーだったが、第12話『逃げ出すよりも進むことを』で雰囲気が一変。「プラント・クエタ」という施設が武装集団の襲撃を受け、多くの血が流れることになった。

そのうえラストシーンでは、スレッタがミオリネを助けるために、ガンダム・エアリアルの手のひらで生身の敵を叩き潰すというグロテスクなシーンもあった。

しかもスレッタは人を手にかけたとは思えない笑顔で、「助けにきたよ、ミオリネさん」と語り掛け、ミオリネや視聴者たちを騒然とさせることに…。

ここで平和な学園モノが終わり、「ガンダム」らしさのある血なまぐさい展開にシフトするような雰囲気が出ていたことは確かだろう。

しかし13話では人が多数亡くなったとは思えないほど平和な学園の様子が描かれており、狂気の面を覗かせたスレッタも、平然と日常に戻っている。そこで期待を裏切られたと感じる視聴者が出てしまったのではないだろうか。

とはいえ、ふたたび作中では殺伐とした展開になりそうな布石も打たれている。学園モノはいつまで続くのか、これからのストーリーにも期待したい。

文=「まいじつエンタ」編集部

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