『ONE PIECE』ロー完全敗北! キッドに続いて…“四皇の壁”に阻まれるルーキーたち

『ONE PIECE』ロー完全敗北! キッドに続いて…“四皇の壁”に阻まれるルーキーたち

『ONE PIECE』105巻(尾田栄一郎/集英社)

4月24日発売の『週刊少年ジャンプ』21・22合併号に、『ONE PIECE』の第1081話『黒ひげ海賊団10番船船長クザン』が掲載された。“四皇”の称号をもつ海賊があらためてその実力を見せつける展開となり、読者たちに衝撃を与えているようだ。

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※『ワンピース』最新話の内容に触れています

海賊島ハチノスでは、コビー救出のために駆けつけた“海軍の英雄”ガープと元海軍大将・クザンが激突。クザン本人の回想によって、「黒ひげ海賊団」に加入することになった経緯が明かされる。

その一方で、新世界にある「勝者島」では、黒ひげとトラファルガー・ローによる戦いが決着していた。ロー率いる「ハートの海賊団」は敗北を喫してしまったようで、船が破壊され、ローも瀕死といった状態だ。

ベポの月の獅子(スーロン)化でローは何とか一命をとりとめたものの、黒ひげとの実力差が浮き彫りになっている。

これだけでも衝撃的な展開だが、先日掲載された第1079話『「四皇」赤髪海賊団』では、同じく“最悪の世代”のルーキーが四皇に大敗するところが描かれていた。

巨人族の王国エルバフにて、ユースタス・キッドと赤髪のシャンクスが激突。見聞色の覇気によって未来を読んだシャンクスは、周囲にも自身にも一切の被害を出すことなく、一撃で「キッド海賊団」を葬り去ったのだ。

こうした展開に、ネット上の読者からは《キッドもローも四皇の壁を越えられないのか》《いとも容易くキッドとローを潰させてしまうとは…!》《あれだけワノ国で頑張ったローもキッドもあっさりだな》《ローとキッドが敗北者になっちゃった…》《キッドとロー、かませ犬になってないか?》といった悲鳴が続出している。

「3船長」は全滅する運命なのか…

ローとキッドは、ワノ国編にてルフィと共に大活躍した新時代の星。元四皇のカイドウ&ビッグ・マムのコンビを倒すことに成功し、全員そろって30億ベリーという破格の懸賞金に到達している。

ところがそんなルーキーたちが、次々と現四皇とタイマンで戦い、敗れ去っていくことに。ここから「3船長」最後の1人、ルフィについても不穏な展開が予想されているようだ。

読者の間では、《ローもキッドも敗北して次はルフィか?》《キッドもワンパンだしローもフルボッコだし、ルフィたちもシャボンディみたいになるんですか?》などと囁かれている。

「3船長」のなかで例外的に、ルフィはすでに四皇の一員にまで出世していた。しかしそれは物語上、ルフィの敵になる相手がいなくなった状態とも言えるだろう。

やはりルフィはこのまま順調に海賊王になることはなく、何らかの波乱が待ち受けているのかもしれない。次なる戦いの行方に注目したい。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』105巻(尾田栄一郎/集英社)

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