『ドラクエ』BGMの劣化は6以降? プレイヤーが困惑した“迷曲”3選

『ドラクエ』BGMの劣化は6以降? プレイヤーが困惑した“迷曲”3選

『ドラクエ』BGMの劣化は6以降? プレイヤーが困惑した“迷曲”3選 (C)PIXTA

大人気ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズの歴史を振り返ると、これまでに数多くの名曲が生み出されてきた。しかしファンの間では、新作が出るたびに楽曲のクオリティが下がっているという指摘も少なくない。

今回はそんな同シリーズのBGMから、とくに賛否両論が激しい曲を3つ取り上げてみたい。

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<その1>なぜかFFっぽい『勇気ある戦い』

1995年12月に発売されたスーパーファミコンの名作『ドラゴンクエストVI 幻の大地』。そのBGMでありながら、賛否が大きく分かれがちなのが『勇気ある戦い』だ。

主に通常戦闘時に流れるのだが、イ短調で暗いイメージのある楽曲。また「ドラクエ」シリーズでは珍しく、ベース音や重めのドラムが目立つロック調の曲となっており、プレイヤーたちを驚かせた。

また同じメイン戦闘曲で比べても、前作『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』からガラッと印象が変わっている。「ドラクエV」はオーケストラ風の楽曲で、主旋律によってプレイヤーを鼓舞するような力強さがあったが、「勇気ある戦い」はよく言えば大人向け、悪く言えばキャッチーではない曲と言えるだろう。

そのため一部のプレイヤーからは、《終始淡々としてる》《印象に残らない》《ファイナルファンタジーっぽい》などと微妙な評価を受けている。

ちなみに、同じく「ドラクエVI」の楽曲では、教会などで流れる『神に祈りを』も賛否両論を招くことが多い。どこか間の抜けた印象から、「のっぺっぺー」などとネタにされていた。

そもそも全体的なBGMに大きな変化があったタイトルなので、「ドラクエのBGMは6から劣化し始めた」と評価する人もいるようだ。