
櫻井孝宏&鈴木達央が同時降板! アニメ『新しい上司はど天然』が信頼できる理由 (C)PIXTA
不倫騒動によって、声優業界トップの人気者の座から転落してしまった櫻井孝宏と鈴木達央。似たような境遇にある2人が、新作アニメ『新しい上司はど天然』のキャストをそろって降板させられたというウワサが浮上している。
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不倫声優以外は続投のキャスティング
同作は、いちかわ暖の人気漫画を原作としたアニメ。広告代理店の営業職で働く男性たちを描いた“癒しのお仕事コメディ”を、A-1 Picturesが映像化する。
アニメ化発表と共に、ボイス付きのティザーPVなども公開されており、主要キャラクターたちの声優陣も明らかに。
主人公の白崎優清役は梅原裕一郎、部下・桃瀬健太郎役は西山宏太朗が担当。そのほか杉田智和と福山潤、下野紘といった人気声優も抜擢されている。
◤「新しい上司はど天然」
TVアニメ化決定! ◢原作 #いちかわ暖
「新しい上司はど天然」がTVアニメ化決定!
制作は A-1 Pictures🌸𓈒 𓂂𓏸予想外の上司の「ど天然」に、
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— TVアニメ「新しい上司はど天然」公式 (@do_tennen_anime) May 16, 2023
そこで注目を浴びてしまったのが、白崎役と金城役のキャスティング変更。2020年に発売されたドラマCDでは、それぞれの役柄を櫻井と鈴木が担当していたのだ。
ドラマCDからアニメ化でキャストが変わるのはよくあることだが、ほかの声優陣は一切変わっておらず、2人だけを“狙い撃ち”したような形。そして櫻井と鈴木といえば、いずれも既婚者でありながら不貞を働いていた不倫声優コンビだ。
そのためアニメ版のキャスティングに、ネット上では《露骨にキャスト変更されてて笑った》《櫻井さんと鈴木さんの2人だけ役変わってるのじわじわきた》といった声が。
また、《制作陣がしっかり対応されているんだなと好感が持てる》《これ以上ない明確なメッセージに感動している。アニメ業界も捨てたものじゃないですね》と声優交代を評価する声も上がっている。
声優業界の世代交代が進む可能性
ちなみに鈴木は、ドラマCD化の前に行われた『金城くん役はどなたが良いかアンケート』で1位を獲得しており、実際にハマリ役として評価されていたようだ。
しかし役に合っているかどうかにかかわらず、鈴木は不倫騒動以来、さまざまな作品で降板させられている。声優業界のレジェンド的扱いだった櫻井に関しても、そのあたりの事情は変わらない。
ところで今回、櫻井に代わって白崎役を務める梅原裕一郎は、現在人気上昇中の声優だ。奇しくも鈴木が演じていた役を引き継いだこともあり、『魔王学院の不適合者』シリーズの主人公であるアノス・ヴォルディゴードは、現在梅原が声を当てている。
「梅原といえば、業界屈指のイケメン声優としてお馴染みです。声優になる前からチヤホヤされてきたのか、女性ファンへの対応には塩対応な部分があり、かつてラジオ番組『宏太朗と裕一郎 ひょろっと男子』(文化放送)ではファンサービスについて否定的な発言を行い、物議を醸したことがあるほど。
ほとんどの男性声優は女性にチヤホヤされてこなかったタイプなので、人気が出た後に道を踏み外しがちですが、梅原に限ってはその心配はないと業界関係者からも信頼されているようです」(アニメライター)
アニメのキャスティングはスポンサーの意向も大きいため、クリーンなイメージで人気もある梅原が代役として重宝されるのも当然。トップ声優たちが干されている間に、声優業界の世代交代が一気に進むかもしれない。
文=「まいじつエンタ」編集部
【画像】
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