
『ONE PIECE』105巻(尾田栄一郎/集英社)
Netflixのオリジナルドラマシリーズとして制作が進んでいる、ハリウッド実写版『ONE PIECE』。原作者の尾田栄一郎も協力を惜しまないビッグプロジェクトだが、“爆死”を予感させる要素が次々と露呈している状況だ。
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コレジャナイ感満載のメリー号に
同作は、世界的な人気を集める漫画『ONE PIECE』の実写ドラマ版。公開日は未定だが、2023年に“出航”する予定だ。
そこで5月29日、「ONE PIECE スタッフ」公式ツイッターにて同作の新ビジュアルが公開された。画像には「麦わらの一味」の海賊船としてお馴染み、メリー号のリアルな姿が映し出されている。
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実写ドラマ版『ONE PIECE』
新ビジュアルが解禁されました!一味を乗せ、海を駆けるメリー号…
冒険の夜明けは近いです🔥
続報をお楽しみに!https://t.co/hcll1u0Iax#ONEPIECE pic.twitter.com/Uidb12JBmy— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) May 29, 2023
「実写版『ONE PIECE』については、昨年6月にもメリー号のビジュアルが公開されていました。その際には、よりリアル調で不気味にも見える羊のデザインでしたが、かなりマイルドな表現になった印象です。
5月5日に公開された尾田栄一郎の直筆コメントによると、同作については制作チームとの足並みが中々揃わず、2016年から粘り強く監修を続けてきたそう。そうした努力の甲斐もあって、完成度が高まっているのかもしれません。
『僕が納得できなかったら公開を延期すると約束してくれてます』とも言っているので、よほど完成形には自信があるのでしょう」(アニメライター)
とはいえ原作ファンの目線は今のところ厳しく、新たなメリー号のビジュアルについても、《メリー怖っ》《メリー号こんなにホラーじゃないよ これじゃ剥製にされた羊》《ウォーターセブンの感動シーンやっても別の意味で泣いてしまう》といった否定的な声が相次いでいる。
爆死請負人と化しているジャンプ俳優
物議を醸しているメリー号だが、それ以上に取り沙汰されているのが俳優の新田真剣佑。ドラマ「ONE PIECE」では、メインキャラクターであるロロノア・ゾロを演じる予定だ。
「ですが新田の出演によって、早くも“爆死”を予感するファンも少なくありません。というのも新田は『週刊少年ジャンプ』作品の実写映画に多く出演してきたジャンプ俳優ですが、いずれもヒットには至っていないからです」(同)
新田は4月28日に公開されたハリウッド映画版『聖闘士星矢 The Beginning』にて、主人公・星矢役で出演。制作費77億円以上とも言われている超大作だが、公開3日間で興行収入約4,234万という歴史的な大コケを記録してしまった。
「新田は2017年に公開された三池崇史監督の映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』にも、虹村億泰役で出演しました。こちらも興行収入9.2億円の大爆死で、続編を匂わせていたにもかかわらず新情報が一切出ていません。
さらにジャンプ映画だけでなく、昨年公開された『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』にもスカー役で出演しましたが、同作もとんでもない大コケを記録しています。そのため一部では、実写化界隈の“爆死請負人”とまで呼ばれているのだとか…」(同)
新田が出演した実写化作品のなかには、映画『るろうに剣心 The Final』という例外的なヒットも存在する。ドラマ「ONE PIECE」は、爆死を回避できるだろうか。
文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
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