
元にじさんじ郡道美玲そっくりなVTuberデビュー! 登録者数4万人突破で爆伸び (C)PIXTA
VTuber界隈に彗星のように舞い降りた、毒ヶ衣ちなみという新人VTuberが大きな話題を呼んでいる。というのも先日『にじさんじ』を卒業していった郡道美玲に、いろいろな部分で“瓜二つ”のようで、ファンたちは感激を抑えきれないようだ。
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元「にじさんじ」ライバーのそっくりさん
毒ヶ衣は6月25日、YouTube上で初配信を行った。そこでは自己紹介として「中の人出る系VTuber」と名乗り、今後“中の人”が顔出しで配信する可能性もあることを説明する。
またキャラクター設定としては、塾講師をやっている先生らしく、配信ではASMRや旅行、麻雀、『原神』などを行っていく予定だという。
なお、現在は仮にLive2Dの汎用モデルを使用しているが、10~11月頃には正式なモデルへと“受肉”するスケジュールのようだ。
初配信からなぜか多くの視聴者を集めた大型新人VTuberだが、6月27日の時点でチャンネル登録者数も4万人を突破するほどの勢いだ。その理由としては、毒ヶ衣の声やしゃべり方、趣味などが郡道にそっくりだからだと思われる。
郡道は2019年から約4年にわたって「にじさんじ」で活躍していたVTuber。過激な言動で人気を博する一方、炎上の火種を作ってしまうことも多く、今年3月に第5回「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)に対する失言で謹慎処分を受けていた。
そして6月21日に、「にじさんじ」運営と双方合意の上で卒業へと至ったばかり。その矢先に“そっくりさん”が誕生したことで、郡道のファンたちは歓喜している。
相次ぐ女性ライバーたちの卒業
「『にじさんじ』は、ほかの大手VTuberグループと比べて所属配信者の卒業が目立っています。昨年から今年にかけても、童田明治や黛灰、メリッサ・キンレンカといった人気ライバーたちが卒業していきました。
ですが、なぜかしばらく後にそっくりな配信者が別の場所でデビューするというパターンも多く、ファンにとっては慣れっこになりつつある印象です。
よく誤解されていますが、ほとんどのVTuberファンは“中の人”を応援することに熱中しており、キャラクターとしての設定はあくまで二の次。見た目や設定が変わっても、中身さえ似ていればファンの心をがっしり掴めるのでしょう」(ITメディア関係者)
ウワサでは、『ホロライブ』や『ぶいすぽっ!』といった別のVTuberグループに転生したライバーも存在するのだとか…。
「別グループに移籍したがるライバーが多いのは、待遇や内部の体制に問題があるのかもしれません。ただでさえ『にじさんじ』では女性ライバーの勢いが落ちているので、衰退につながってしまうことが心配です」(同)
外部からはなかなか見えてこない、大手VTuberグループの内部事情。それはさておき、毒ヶ衣が新人VTuberとして大成功をつかめるよう応援したい。
文=「まいじつエンタ」編集部
【画像】
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