低迷続くスクエニが方針転換!? 新作『FF7リバース』3カ月でPC版解禁という説が浮上

低迷続くスクエニが方針転換!? 新作『FF7リバース』3カ月でPC版解禁という説が浮上

低迷続くスクエニが方針転換!? 新作『FF7リバース』3カ月でPC版解禁という説が浮上 (C)PIXTA

全世界が待望するスクウェア・エニックスの新作ゲーム『ファイナルファンタジーVII リバース』(FF7 リバース)が、2024年2月29日に発売されることが決定した。

FFシリーズといえば、一定期間は対応プラットフォームをPS5だけとする“時限独占”の伝統で知られているが、今作に関しては大きな方針転換があるかもしれない。

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海外メディアが報じた情報

この情報は、IGNなどの海外メディアで発信されたもの。9月15日に放送されたPlayStationの配信番組『State of Play』にて、「FF7 リバース」の最新トレーラー映像が解禁されたのだが、その最後に「not available on other formats at least until May 29, 2024」(少なくとも2024年5月29日まで、他のフォーマットでは利用できません)という注釈が入っているという内容だった。

PS5版の発売日は2月29日と告知されているため、最低でも3カ月は“PS5独占”という形になるようだ。ここから3カ月後にPC版が発売されるのではないか、という憶測も飛び交っている。

なお、現在スクウェア・エニックスの公式チャンネルで公開されている日本語版トレーラー映像では、この注釈は確認できない。

「前作『ファイナルファンタジーVII リメイク』(FF7 リメイク)は当初2020年4月にPS4版が発売され、その後PS5向けにアップデートされた『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』の発売を経て、約1年半越しにPCへの移植が実現しました。

同作だけでなく、FFシリーズは伝統的にPC版への移植に消極的なスタンスだったことで有名です。もし本当に『FF7 リバース』のPC版が3カ月で発売されるのであれば、まさに異常事態と言えるでしょう」(ゲーム誌ライター)

スクウェア・エニックスの新たな方針

FFシリーズは伝統的にPS独占の縛りが強かったが、最近のスクウェア・エニックスには気になる動きが見られる。それが9月14日に開設された『SQUARE ENIX PC GAME HUB』という公式サイトの存在だ。

同サイトは、スクウェア・エニックスを中心としたPCゲームの情報や魅力を伝えていくことを目的としている模様。PCゲームの配信プラットフォーム最大手『Steam』の利用方法を、一から丁寧に解説したコラムページも用意されており、PCゲーマーを積極的に増やそうとする姿勢を感じさせる。

「昨今のゲームは、発売時にどれだけ口コミで盛り上がるかで売り上げが大きく変わってきます。マルチプラットフォームに積極的なカプコンやフロム・ソフトウェア、アトラスのゲームが好調である一方、スクウェア・エニックスが苦戦を強いられているのは、そうした事情と密接に関わっているでしょう。

そうした状況を受けて、ついにスクウェア・エニックスも方針転換へと踏み切りつつあるのかもしれませんね」(同)

さらに、PS5以外の家庭用ハードに関してもいろいろな動きがみられる。先日には、海外の有名リーカーがニンテンドースイッチの次世代機について、「FF7 リメイク」が動作するスペックであることを報告し話題に。

またXboxのトップであるフィル・スペンサー氏は、今後「FF7 リメイク」や「FF16」がXboxに対応する可能性について示唆していた。

FFシリーズが“PS独占”から解き放たれ、ふたたび国民的ゲームとなる日も遠くないのかもしれない。

文=「まいじつエンタ」編集部

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Khosro / PIXTA

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