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学生時代に比べると、社会人は恋人を探すのも一苦労。出会う機会すらなく、マッチングアプリを利用するべきか迷っている人も多いはずだ。そんな人のために、今回の記事では多数のユーザーで賑わうマッチングアプリ業界の最新情報を掘り下げていこう。
10月20日の『マツコの知らない世界』(TBS系)では、「マツコの知らないマッチングアプリの世界」と題した企画を放送。ゲストには、30種類ものマッチングアプリを使い、300人と出会ってきたという〝おとうふさん〟が登場した。番組内では、おとうふさんによって、さまざまな機能へと多様化したマッチングアプリが紹介されていく。
たとえば『CROSS ME』はGPS機能が付いており、近くにいる異性と出会った回数をカウントしてくれるというアプリ。また『バチェラーデート』はAIが好みのタイプを判断してくれ、実際に出会うまで事前のやり取りが必要ないという仕組みになっている。
そして、『いきなりデート』は「いいね」やメッセージのやり取りが必要なく、提携飲食店でコンシェルジュがデートをセッティングしてくれるアプリ。画期的なマッチングサービスに対して、視聴者からは《メッセージすっ飛ばしていきなりデート。いろいろ労力考えなくて済むやん》《マッチングアプリやったことなかったけど、いきなりデートなら楽そう》《わざわざアプリのために写真撮ったりする手間がなくていいね》と興味津々の声が上がっていた。
恋愛目的でないマッチングアプリも注目を集めているようで、番組では人手不足の農家と農業をやりたい人をつなぐ『農mers』といったアプリも紹介。また、イベントの同行者を探せるアプリ『AMIPLE』も取り上げられ、ネット上では《ニッチな趣味を持つ私にうってつけだわ》《ぼっちを防げるなんて神アプリじゃん》《イベント同行者を集められるアプリ、楽しそう!》と興味を抱く人が続出している。
他にはどんなマッチングアプリがある?
番組で紹介されたサービス以外にも、最近ではさまざまな機能を持ったマッチングアプリが登場している。たとえば『koely』は、「いますぐ通話」を選択するとその時通話可能な相手と3分間会話ができるというアプリ。メッセージのやり取りではなく、いきなり通話から始める画期的なシステムだ。文字だけの簡素なやり取りと違い、相手の雰囲気がなんとなく分かるとあって、ユーザーからは《新鮮な感じがする》《このご時世で在宅ワーク中、人と話したくなった時にいいと思う》といった声も上がっている。
また、『HOP』はLINEの友達経由で出会いを探せるアプリ。同じアプリを登録している人だけが表示され、登録外の人には通知されない仕組みとなっている。10月14日の時点では限定公開版として東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県に住んでいる人のみが利用でき、現在は全国展開に向けて準備をすすめているとのこと。
恋活や婚活は思い立ったが吉日。自分に合うマッチングアプリを見つけて、一歩前に進んでみるのもいいかもしれない。
文=川崎かほ
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