3分で観た気になれる! 傑作ホラー映画『シャイニング』500文字レビュー

『シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン』(ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント)

※この記事には『シャイニング』のネタバレが含まれます

スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』といえば、映画好きを自称する人間と話した時に、必ずと言っていいほど話題に上がるホラー映画。ドアの裂け目から顔をのぞかせるジャック・ニコルソン、不気味すぎる双子の少女、エレベーターからあふれ出す大量の血液…。印象的なシーンの数々によって映画史に名を残している。

2019年には原作小説の続編にあたる『ドクター・スリープ』も映画化され、大きな話題に。大ヒット映画『レディ・プレイヤー1』では物語の要となるシーンに同作の舞台が登場し、作品を盛り上げていた。

以下では、そんな不朽の名作「シャイニング」のストーリーについて紹介。忙しくて映画を観るヒマがない人のために、あらすじを500文字にまとめてお送りしよう。

「シャイニング」あらすじ

物語の舞台は、かつて管理人一家が惨劇を繰り広げたという「オーバールック・ホテル」。新たな管理人となったジャックと妻のウェンディ、息子・ダニーは、豪雪によって閉ざされたホテルで奇妙な出来事に見舞われていく。

映画の冒頭では、一家がホテルに訪れるまでの過程が描かれる。その一方、ダニーはシャイニングと呼ばれる超能力によって、双子の少女などのイメージを予知。ホテル到着後、コックのハロランはダニーに対して自分もシャイニングの能力者だと告白する。

ホテル内では奇妙な現象が次々と一家を襲うことに。ジャックは狂気に取り憑かれ、管理人の亡霊から家族の殺害をそそのかされる。そしてウェンディを殺そうとするが、逆に食料庫に閉じ込められてしまう。

その後、食料庫を抜け出したジャックはウェンディとダニーを襲撃。ウェンディが浴室に逃げ込むと、ジャックはドアを斧で破ろうとする。そこで異変を察知したハロランがホテルにやってくるも、到着して早々ジャックに殺害されるのだった。

続いてジャックはダニーに襲いかかるが、巨大な迷路に逃げ込まれてしまう。機転をきかせたダニーは追跡を振りきることに成功。ジャックは凍死し、映画は幕を閉じる──。

知っておきたいポイント

・「シャイニング」の能力はほとんど描写されない
・「双子の少女」の正体は明かされない
・超能力者のハロランは意外とあっさり殺される

緻密なカメラワークや観る者を圧倒するホラー演出など、キューブリック監督の手腕を存分に堪能できる作品。しかしその一方で、物語としてはツッコミどころも多い。原作者のスティーヴン・キングが映画版を嫌っているのも有名な話だ。ハロランが見せ場もなく退場するのは原作からの改変なのだが、現代で同じことをすれば到底許されないかもしれない…。

文=田村瞳
写真=まいじつエンタ

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