“恋愛依存症”でも幸せになれる? 彼に依存したくない女性が胸の内を告白

(C)PIXTA

巷には、さまざまな「依存症」が溢れている。アルコールやニコチンなどが依存症の代表格だが、中には恋人やパートナーに執着しすぎる〝恋愛依存〟に陥っている人も少なくないようだ。とある掲示板では、「彼氏に依存しすぎてフラれてしまいそう」という悩みが投稿され、多くのエールが寄せられていた。

投稿者とパートナーは付き合って3カ月ほどで、重い性格だとバレないように努力をしてきたそう。しかしある日、彼氏が他の女性の話をした時に思わず泣いてしまったという。その際、彼氏から依存心の強さを指摘されたが、今は連絡の返事が遅いだけでモヤモヤするように…。「フラれることが恐怖で仕方ない」と心情を吐露している。

投稿者の悩みに対して、共感を覚える女性も多い。ネット上では《彼氏が感じ悪い。他の女の話とか普通しないでしょ》《好きな相手が泣いてる時に依存心強いな~、なんて言葉は普通出てこないわ》《他の女の話をされて嫌な気持ちにならない彼女なんていなくない? 彼氏のデリカシーがなさすぎる》など、彼氏を責める声が続出していた。

また、依存症を解決するためのアドバイスも多く寄せられており、《私も同じように重いけど、ヤキモチ焼きで束縛が好きな人と付き合ったら上手くいくと思う》《依存しちゃうって分かってるなら、そういう性格を受け止めてくれる男と付き合った方がラク》《泣いても「ヤキモチ焼いてるんだ、かわいい」って思ってくれる男性もいるから大丈夫。そういう人を見つけた方がいい》といった意見もあがっている。

彼氏とは別の方向で発散するべき、という考え方もあるようで《ペットとか趣味とか、好きを分散させると気持ちも楽になる》《あえて他の男をキープしておくと平気になるはず》といった解決策も投稿されていた。

「恋愛依存症」が進展するとどうなる?

では、恋愛に依存した状態のまま結婚するとどうなるのだろうか? とある掲示板では、結婚して半年が経ったという女性がお悩み相談を投稿。夫が会社の人と食事に行くと一人でいるのが寂しくなり、泣いてしまう…とその心情を綴っていた。こちらは彼氏ではなく、夫に対する依存というパターンだ。

女性の悩みに対して、ネット上では《半年ならまだ寂しく思って当然。気にすることないよ》《子どもができたら自動的に旦那は放置になる。それまでは新婚ならではの寂しさを楽しめばいい》《趣味とか、やりたいことが見つかると、自立して寂しくなくなる。寂しいのは多分ほんの一時》など、〝今限定〟の寂しさをプラスに捉えるべきだと諭されていた。

愛する人にどこまで依存すべきかは、さじ加減が非常に難しいところ。関係が長続きするカップルは、お互いの依存度がほどよいバランスとなっているのかもしれない。

文=川崎かほ

【画像】

Kostiantyn Postumitenko / PIXTA

【あわせて読みたい】