『呪術廻戦』スタッフの新作も! 注目の『フジテレビ』新作アニメ3選

(C)PIXTA

『ノイタミナ』や『+Ultra』といった深夜アニメ枠を設け、日本エンタメ界を大きく盛り上げているフジテレビ。先日配信された『フジテレビアニメラインナップ発表会2020』では数々の意欲作が発表され、ネット上で大きな反響を巻き起こしている。今回は情報解禁された作品の中から、とくに注目すべき〝次に来るアニメ〟をご紹介していこう。

『呪術廻戦』のMAPPAと天原・クール教信者の豪華タッグ!

番組内でティザーPVが公開された『平穏世代の韋駄天達』は、「ノイタミナ」枠で2021年7月から放送開始予定の注目作。原作者とアニメ制作陣がそれぞれ大きな注目を集めており、豪華タッグの結成に驚きの声が上がっている。

「平穏世代の韋駄天達」の原作を務めるのは、今年1月から放送された異世界風俗アニメ『異種族レビュアーズ』の天原だ。同作はエルフや獣人など、さまざまな異種族が〝サービス〟をしてくれる店舗をテーマとした作品。衝撃的な設定によって、放送当時にアニメファンの話題を一手にさらったのが記憶に新しい。また作画を担当しているクール教信者は、『小林さんちのメイドラゴン』ほか複数の作品がアニメ化された人気漫画家。本作以外にも原作を務める『ピーチボーイリバーサイド』のアニメ化が決定しており、ノリに乗ったヒットメーカーだ。

そしてアニメを制作する『MAPPA』は、これまでに『進撃の巨人』や『この世界の片隅に』などを生み出してきた有名制作会社。10月から始まったジャンプアニメ『呪術廻戦』も手掛けており、作画クオリティの高さによって話題を呼んでいる。

今勢いのある制作陣が集まったことに、ネット上では《MAPPA仕事しすぎ! これは作画すごいことになるんじゃないか?》《天原、クール教信者からのMAPPAはヤバすぎる》《どうなるのか全然予想がつかない組み合わせだけど、楽しみだ》《原作寄りの絵だし、これで作画がMAPPAなの熱すぎる!》《バトルシーンの動きが超クオリティになりそう…》と期待の声が上がっていた。

アニメ「平穏世代の韋駄天達」公式サイト

SNS上で“バズり抜いた”期待作がついにアニメ化!

ティザービジュアルが公開された『王様ランキング』は、同じく「ノイタミナ」枠で2021年10月から放送予定。原作は「次にくるマンガ大賞」にノミネートされたことをきっかけに、SNS上で〝バズり〟を繰り返して有名となった話題作だ。

絵本のような絵柄ながら、人間描写の光るストーリーが魅力。女優・モデルの本田翼が自身のYouTubeチャンネルで取り上げ、紹介を行ったことでも話題を呼んだ。また阿久悠のアニメ・特撮ソングベストCD「誰もが勇気を忘れちゃいけない~大事なことはすべて阿久悠が教えてくれた~」のジャケットにイラストが採用されるなど、今ではSNSの外にもその名が広まっている。

ネット上では《これ絶対神アニメじゃん…》《予想の5倍くらい気合い入ったビジュアルだけど、作画がどうなるのか気になりすぎる!》《原作は内容が意外と重いけど絵からその気迫が伝わってくるね!》《どんな絵になるんだろう! 予想が付かない》《嬉しすぎて泣いたけど、実際にみたらまた泣く…》など、早くも〝神アニメ〟との期待が高まっているようだ。

ちなみに原作者の十日草輔は40代で脱サラ、Webの投稿サービスを利用して連載を始めたという異色の経歴を持つ。『脱サラ41歳のマンガ家再挑戦 王様ランキングがバズるまで』と題して、本作がバズるまでのサクセスストーリーも連載している。

アニメ「王様ランキング」公式サイト