【ONE PIECE 997話】ゾロ×チョッパー回! 漢たちの信頼関係に「エモすぎる」と歓喜の声

『ONE PIECE』1巻(尾田栄一郎/集英社)

11月30日発売の『週刊少年ジャンプ』に、尾田栄一郎による大人気マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』の最新話が掲載された。ゾロとチョッパーによる熱い信頼関係が描かれ、読者を大興奮させている!

【ネタバレあり】第997話「焔」

作中では鬼ヶ島を舞台として、「百獣のカイドウ」率いる百獣海賊団との激闘が繰り広げられている真っ最中。麦わら海賊団の仲間たちは、カイドウのもとを目指して奔走するが、それぞれ足止めを食らっている状況だ。

現在ゾロがいるのは、ドーム内のライブフロア。そこでは百獣海賊団の大看板・クイーンが使用した疫災弾「氷鬼」によって、凶悪なウイルスが蔓延している。感染した人々を救うためには、ウイルスの抗体を手に入れることが必要。チョッパーの頼みによって、ゾロは抗体を持って逃げまわるアプーを追いかけていた。

ドレークとアプーが戦っている最中、少し離れた場所で刀に手をかけるゾロ。そして目にも止まらない速度の居合切りを放ち、アプーを一閃すると、見事抗体を奪うことに成功する──。

周囲がどよめく中、ゾロはチョッパーに抗体を手渡すと「このフロア任せていいか?」「死にゃしねェよな」と質問。チョッパーは「勿論!!」と言い、堂々とした態度で「もうこのウイルスの構造はわかったんだ!!」と宣言する。

ゾロはそれまで厳めしい顔つきだったが、頼もしいチョッパーの言葉を聞くと表情が一転。「さすがだ」と言いながら、ニッと笑顔を浮かべてみせた。

お互いの役割をリスペクトしたやり取りに、ネット上では《あっさり敵をぶった斬った後、チョッパーとのやり取りに萌えました。信頼と優しさを感じる》《ゾロとチョッパーが互いに信頼し合ってるのが、なんかめちゃくちゃ嬉しかった》《こういうカッコいいゾロが見たかったんだよなぁ。チョッパーを医者として信頼してるのもいいよね~!》《やっぱりゾロってチョッパー大好き男なんだよな》《チョッパーとゾロの関係性、エモすぎるだろ!》《お前チョッパーに甘くない?って感じのゾロの笑顔が大好き》といった声が巻き起こっている。

ゾロとチョッパーは、これまでにもさまざまな名シーンを生み出してきたコンビ。魚人島での戦いが描かれた第642話では、変形したチョッパーに対してゾロが「唯一人間に近かった形態が…ずいぶんバケモノじみたな」と声をかけるシーンが。それに対してチョッパーは、「昔人間になりたかったのは…仲間が欲しかったからだ!!」「おれ、ルフィの役に立つ怪物になりてェ!!」と返答。ゾロは仲間の成長を噛みしめるように、笑みを浮かべながら「そうか…」と呟いていた。

お互いに高め合いながら力を付けてきた、麦わら海賊団の仲間たち。間近に迫る〝最強生物〟カイドウとの決戦は、いかなる結果を迎えるのだろうか?

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ

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