世にも奇妙な「ウィキペディアン」の実態とは… ネット上で広まる現代の怪異譚

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ジャンルを問わず、あらゆる情報がまとめられているインターネット百科事典「ウィキペディア」。誰もが一度はお世話になっていることかと思うが、実は同サイトをめぐってさまざまなミステリーが存在することをご存知だろうか?

先日放送された『ねほりんぱほりん』(NHK Eテレ)では、世にも奇妙な「ウィキペディアン」の生態について特集。10年以上にわたってウィキペディアの記事を作成している、海獺さんとSwaneeさんという人物が登場した。

これまでに海獺さんは「もつ煮」、Swaneeさんは有名な事件や「バレエ」関連の記事を執筆してきたそう。たとえばSwaneeさんの代表作は「タイタニック号に乗船していた動物たち」という記事だ。記事内ではタイタニック号に犬や猫などさまざまな動物が乗っており、生き残ったのは〝3頭の犬だけ〟だったことが記されている。

情熱を傾けてウィキペディアを充実させている2人だが、金銭は一切受け取っていないとのこと。Swaneeさんは「ボランティアですね」「1円ももらっておりません」と語り、むしろバレエ関連の記事では500万円という膨大な調査費がかかっていることを明かした。また情報を調べるためにはお金だけでなく、時間もかかるもの。「ナデジダ・パヴロワ(1905年生のバレエダンサー)」の記事については、9年という途方もない時間がかかったらしい。

さらにウィキペディアにかける情熱が、プライベートで暴走することも。Swaneeさんはデート中に気になる題材を発見した際、夫を放り出して郷土資料を調べ始めたことがあるという…。

Swaneeさんはウィキペディアンとなってから、世の中にあるもの全てに物語があることに気づいたそう。「ウィキペディアに関わってからですね、本当に世界を見る目が変わったんですよ」と語り、聞き手のYOUから「すごいロマンチックな話よ、これは」と驚嘆されていた。

意外なエピソードの数々に、ネット上でも《めっちゃくちゃ人力じゃないの…ウィキペディア、すごいな…》《想像を絶するほど過酷な作業だった》《ウィキペディアンの情熱は半端じゃないんですね》《何がそこまで人を熱くさせるんだろう?》といった反響が相次いでいる。

ウィキペディアで一番読まれている記事って?

ウィキペディアンたちは日夜、さまざまな記事を生み出しているよう。では、サイト内では実際にどんな記事がよく読まれているのだろうか?