ファミマ&ローソンがラーメンをおにぎりに!? コンビニ2社の新作「ラーメンおにぎり」を食べ比べてみた

「吉村家監修 焼豚おにぎり」(ローソン)、「ラ王赤タンタン風おむすび」(ファミリーマート)

コンビニの食品はどれもコスパがよく、おいしいものばかり。毎週さまざまな新商品が発売され、舌の肥えた食通たちをうならせている。本稿ではそんな“コンビニグルメ”の中から選りすぐりの商品をピックアップし、魅力をお伝えしていこう。

実食レビューするのは、最近発売されたローソンの『吉村家監修 焼豚おにぎり』とファミリーマートの『ラ王赤タンタン風おむすび』。いずれもラーメンベースのユニークなおにぎりだが、一体どんなテイストに仕上がっているのだろうか?

クセのある豚骨ラーメンをおにぎりに!?

「吉村家監修 焼豚おにぎり」(ローソン)

「吉村家監修 焼豚おにぎり」は、『家系総本山 吉村家』の『焼豚まぶしごはん』をイメージした商品。パッケージに書かれている「焼豚醤油スープ仕立て」は、一体どのように表現されているのか気になるところ。

ひと口目を食べてみると、かなり濃いめの醤油とごま油が感じられる。意外にも豚骨要素を感じられず、疑問に思いながら食べ進めていくと、中から具材として焼豚がお目見え。何回かに分けて食べやすいように、焼豚は細かくカットされている。

焼豚とご飯を一緒に食べてみると、今までの醤油ベース風味が一変! 焼豚に染みこんでいた豚骨要素が口の中で爆発し、“焼豚おにぎり”の名にふさわしい味に大変身を遂げた。

具材の焼豚は丁寧に味が染みこんでおり、脂身部分もとろっとろ。口の中で脂身が溶けていくテイストが、パッケージに書かれた「焼豚醤油スープ仕立て」の部分を表しているのかもしれない。

しっかり辛め、でも旨い! 病みつきおにぎり

「ラ王赤タンタン風おむすび」(ファミリーマート)

続けて実食していくのは、ファミリーマートから発売された「ラ王赤タンタン風おむすび」。『日清ラ王』モチーフのおにぎりシリーズは今年10月に初めて登場し、今回も注目が集まっているよう。ネット上には《辛さにしびれる! 最高のファイヤー飯だ!》《ファミマ10軒ハシゴしてやっと見つけたよ、人気すぎるわ》《今回のおにぎりも再現度めちゃくちゃ高くない?》といった声が続出していた。