藤井聡太なみの怪物がゴロゴロ…「10代の天才」に感情移入できるアニメ3選

『魔法科高校の劣等生(1) 入学編〈上〉』(著:佐島勤、イラスト:石田可奈/KADOKAWA)、『彼方のアストラ』1巻(篠原健太/集英社)、『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』1巻(赤坂アカ/集英社)

藤井聡太といえば、日本中から大きな注目を集める天才棋士。わずか18歳の現役高校生ながら、2020年には並み居る強豪を破り「王位」と「棋聖」のタイトルを獲得。日本将棋界の歴史上、最年少となる“二冠”が爆誕した──。

まるでアニメやマンガのような快進撃に、自分のことのようにうれしくなった人も多いはず。しかしフィクションだって負けてはいない。今回は、藤井二冠に匹敵するほどの才能をもった「10代の天才」が登場するアニメをご紹介していこう。

その1:世間には知られていない「最強」の男──『魔法科高校の劣等生』

『魔法科高校の劣等生(1) 入学編〈上〉』(著:佐島勤、イラスト:石田可奈/KADOKAWA)

『魔法科高校の劣等生』(TOKYO MXほか)は、佐島勤の人気ライトノベルを原作としたTVアニメ。作品の舞台となるのは、「魔法」が技術の一種として受け入れられている世界。「国立魔法大学付属第一高校」に入学したいわくつきの“劣等生”司波達也をめぐって、波乱に満ちた物語が繰り広げられていく。

藤井が世間に認められた天才だとすれば、達也は周囲から決して評価されない天才。妹の深雪は主席入学を果たしたエリートだが、達也は一般的な魔法をほとんど使えない出来損ないだと思われている。しかし達也の真価は、学校で評価されるような項目には存在しない。実はあらゆる物質を「分解」し、「再成」するという驚異的な能力をもっているのだ。

さらに学生でありながら、国家機密で秘匿された「戦略級魔法師」としての一面も。「戦略級魔法師」はごく限られた人数しか存在せず、世界情勢に影響を与えるほどの力をもつ。さまざまな事情によって表舞台に出られないものの、達也は紛れもない“天才”だと言える。

そんな達也の実力と魅力を最も評価しているのが、妹の深雪。どんな局面でも兄に対する深い愛情とリスペクトを欠かさず、作中で放った「さすがはお兄様です」というセリフは多くの視聴者の胸を打ったという。

今年10月には、TVアニメの第2期として『魔法科高校の劣等生 来訪者編』が放送。そこでもネット上では、《戦闘中でもいつも余裕があって深雪を気遣ってあげる…さすがです、お兄様》《ややこしい戦況でも的確に状況判断して最適な対処をするお兄様、さすがと言うしかない》《女の子からモテモテで鬼のように強い…まさに“さすおに”》と達也を称賛する声であふれかえっていた。

アニメ『魔法科高校の劣等生』公式サイト