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アメリカの格言には、「たいていの男は、結婚相手とは思わない女といちゃつき、男といちゃつかない女と結婚する」というものがある。そこで誕生してしまうのが、男性にとって扱いやすい〝都合のいい女〟。しかし当の女性は本意ではないので、歯ぎしりする羽目になってしまう…。とある掲示板でも「都合のいい女にしかなれない」という悲痛な声をあげる女性の書き込みがあり、話題を呼んでいるようだ。
投稿者は性格が真面目で、見た目もチャラくない。しかも好きになれば一途…というプロフィール。しかし、好きになる人や上手くいきそうな人には、体の関係を求められることが多いそう。そろそろ30歳になるため、投稿者は「ちゃんと恋愛がしたい」らしく、他の女性に対してアドバイスを求めていた。
この投稿を受けて、掲示板上では〝都合のいい女〟扱いされやすい人の特徴についての議論が盛り上がることに。一方では《男に尽くしすぎる》《世話を焼きたがる》《自己主張が下手》《わがままを言わない》など、自分より男性を優先させるのが原因だという指摘が。もう一方では《すぐにカラダの関係を許す人》《急な誘いにすぐ乗る人。夜中とか特に》など、肉体関係へのハードルの低さが原因だという見解も挙がっている。
好意を感じている相手に、自分と同じような好意を感じてほしいと思うのは当たり前。しかし、いくら嫌われたくないからといって自分を抑えて男性に合わせるのはNGだ。もちろん、男性に求められるままに体を差し出したりするのも考えもの。〝都合のいい女〟まっしぐらになってしまうので注意しよう。
男性を本気にさせるにはどうすればいい?
では恋愛において男性に振り回されず、むしろ自分が主導権を握るにはどうすればいいのだろうか。まず重要なのは、相手がどれだけ真剣に思ってくれているか確かめること。具体的な検証方法としては、たとえば「具合の悪いフリをしてみる」というものがある。相手の前で弱っている姿を見せて、どれだけ真剣に介抱してくれるか試してみるワケだ。
また性的な欲求のはけ口になっていないか、というのも大切なポイント。「夜まで一緒に過ごせない」などの条件を付けた上でも相手が会いたがるか、確かめてみるといいだろう。
もし相手が誠実な人間だったとしても、油断していると〝都合のいい女〟へと格下げされてしまう可能性も。それを避けるためには、結局のところ「結婚したい相手」と認識させるのが一番だと言える。ベタではあるが、昔から言われている「男の心をつかむなら胃袋をつかめ」という方法を使ってみるのも一つの手段だ。
実際、2016年に結婚したミュージシャン・DAIGOと女優・北川景子の夫婦も胃袋によって強い絆が生まれたよう。結婚会見でDAIGOは、北川の料理の腕前にビビッときたことを告白。「めちゃくちゃ味つけとかもホントにピンポイントでドンズバで、最高の味つけなんですよ」とベタ褒めしていた。
料理の味は人によって大きく変わるため、替えがきかない。だからこそ、誰かの特別な相手になりたい時には有効な手段になりうる。料理のレベル上げはもちろん自分のためにもなるので、「これだけは誰にも負けない」というメニューを作っておくといいかもしれない。
文=川崎かほ
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