人生に男はいらない? 化石のような「恋愛脳」を論破するための冴えたやり方

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生涯未婚率の上昇や離婚の増加が際立つ昨今、一概に結婚が“人生のゴール”だとは言えなくなった。そのためパートナーを作らず一人で生きていくという女性も、今では珍しくない。しかし「結婚に異常な執念を燃やす女性」も天然記念物のごとく生き残っており、新旧の価値観が激突することもあるようだ。

最近では、とある匿名掲示板で「夫の浮気が原因で離婚を考えている」という女性の投稿が話題に。男性の汚れた一面を目の当たりにした投稿者は、異性関係にウンザリしてしまったよう。離婚後は再婚することも彼氏を作ることもないと宣言しており、「独り身で人生を楽しんでる人の話が聞きたい」などとアドバイスを求めていた。

結婚願望もなく“おひとり様”を満喫している女性は意外と多いようで、掲示板上では《すっごい楽。私も離婚したら彼氏作ろうかなぁと思ってたけど、思った以上に一人が楽しすぎて彼氏いらんわってなってる》《仕事、趣味などで満たされていて楽しいです。自立した人生っていうのも悪くないですよ》《パートナーがほしい女は結局、専業主婦になりたいだけでしょ。働くより楽だもんね》《楽しく生きるために男が必要って感覚がよく分からないや》《とにかく楽! ストレスなし! 自分の面倒だけ見ればいいからね》といった意見が続出。やはり世間の常識は、大きく変わりつつあるらしい。

しかし中には、時代の流れと逆行する考え方を持つ女性も。《いらないとか言ってる人って自分にそう思い込ませてるよね。負け惜しみ》《男は女がいなくても人生謳歌できそうだけど、女は無理だと思う。やっぱり女の幸せは男に愛されることだよ》《無理だよ。いらないって言う人は基本強がりだから》などのコメントも見受けられる。もはや“結婚=幸せ”という考え方こそ少数派のような気もするが、恥ずかしげもなく「将来の夢はお嫁さん」と宣言する層は確かに存在するようだ。

時代遅れ?「恋愛脳」の女性の思考回路とは

恋愛に比重を置いている女性の中には、同じ女性が男性を拒絶することに対して、強い拒否感を抱く人も多い。というのも、そういった女性は「誰かに養われたい」という願望が強く、専業主婦になることがゴールであり、人生の幸せだと考えているからだ。同じ女性が「自立したい」と男性ありきの生き方を否定することで、自分自身の価値観も否定された気分になるのだろう。

余談だが、内閣府が公開した2019年の「少子化社会対策白書」によると、生涯未婚率は男性がおよそ23.4%、女性がおよそ14.1%という結果に。また2020年以降も、数値はさらに上昇することが予想されている。ここで「誰かに養われたい」という願望の背景について、考えを巡らせてみよう。そもそも現在は結婚しても共働きする世帯が大半を占めているので、彼女らの願いが叶うとは限らない。中にはそうした実情を知って、“結婚しても働かなければならないなら、結婚しなくても同じ”といった結論に帰結する人もいるだろう。だとすれば内閣府の予想通り、今後はさらなる“おひとり様”の増加が待ち受けているのかもしれない。

むしろこの先は、恋愛史上主義の「マウント女子」という生き方を貫く方が難しいと言える。男性というアクセサリーがなければ立っていられない一部の女性たちは、ぜひともその信念を貫き通してほしいものだ。

文=大上賢一

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