ファミマの「濃いコーヒー」シリーズが絶品すぎた… 大人スイーツの楽しみ方を伝授

「濃いコーヒースティックパウンドケーキ」、「濃いコーヒーバウムクーヘン」(ファミリーマート)

大人になるにつれて、コーヒーを嗜む機会は多くなってくるもの。苦みやコクによって好みが極端に分かれる飲み物だが、近頃ファミリーマートでは“深煎りコーヒー”が好きな人にうってつけの焼き菓子が登場した。

その商品とは、『濃いコーヒースティックパウンドケーキ』と『濃いコーヒーバウムクーヘン』の2つ。どちらもあえて苦みが残るように仕上げられた焼き菓子だという。一体どんなテイストに仕上がっているのか、さっそく調査していこう。

思わずミルクを足したくなる!?

「濃いコーヒースティックパウンドケーキ」(ファミリーマート)

今回取り上げる2つの焼き菓子は、昭和9年に創業された『丸福珈琲店』が監修したコラボ商品。「丸福珈琲店」は創業当初から手作業によって“深入りの極み”と呼ばれるコーヒーを焙煎しており、数々の文化人や落語家に愛されてきた。コラボ商品には「丸福珈琲店」の良さが全面に出ていると話題になっており、SNS上では《あえて苦みを残すってステキ! ドリンクで甘さの調節が出来そうだね》《「丸福珈琲店」が苦さにこだわった焼き菓子、ぜひ食べてみたい……》《丸福珈琲店が大阪にあるからなかなか行けないんだけど、ファミマで買えるなら買うしかない!》といった声が上がっている。

前置きはこれくらいにして、「濃いコーヒースティックパウンドケーキ」をいただいていこう。スティック状のパウンドケーキを口に含むと、早くもブラックコーヒーと同じくらいの苦さが感じられる。「なにこれ、食べきれないよ」と一瞬動揺してしまったが、その後徐々にやさしい甘みが追いかけてきて一安心。

甘み2割、苦み8割くらいの割合で仕上げられており、コーヒーを飲んだ時のシャキッと目が冴えるような感覚が楽しめる。生地はしっとり系というより若干ドライな印象だったが、ミルクやお好みのコーヒーと合わせながら食べるとちょうどいいだろう。

しっとり生地で食べやすいバウムクーヘン

「濃いコーヒーバウムクーヘン」(ファミリーマート)

続いて食べていくのは、150円(税込)で購入できる「濃いコーヒーバウムクーヘン」。「丸福珈琲店」が監修していることを考えるとコスパは最高だが、コーヒー好きが納得する味に仕上がっているのだろうか。

ひと口サイズにちぎって食べてみると、「濃いコーヒースティックパウンドケーキ」とは正反対の展開を見せることに。まずはインパクトの強い甘みが口の中を支配し、その後徐々に後味が苦めになっていく。苦さのレベルはコーヒー牛乳と同じくらいで、「コーヒーは苦手だけどカフェオレなら飲める!」という人ならおいしくいただけるはず。

いずれの商品も、コーヒーと組み合わせて飲むとおいしそうだ。コンビニのコーヒーに毎日と言っていいほどお世話になっている筆者としては、2商品と一緒に飲むなら『ジョージア 香る微糖』一択。飲んだ後に香りが口いっぱいに広がるテイストは、焼き菓子の苦さをより楽しめる引き立て役にぴったりだと思う。味だけでなく香りも楽しみたい人は、ぜひ合わせてチェックしてみてほしい。

今回取り上げた商品

「濃いコーヒースティックパウンドケーキ」(ファミリーマート)……170kcal
「濃いコーヒーバウムクーヘン」(ファミリーマート)……278kcal

「濃いコーヒースティックパウンドケーキ」と「濃いコーヒーバウムクーヘン」は、西日本エリアでは12月15日から発売されていたが、関東エリアでは12月22日に発売されたばかり。年末の仕事の疲れを、コーヒーの香りと苦さで癒してみてはいかがだろう。
※商品は地域や店舗によって取り扱いがない場合があります。

文=彅野アン
写真=彅野アン(まいじつエンタ)

【あわせて読みたい】