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立ったままするか、便座に座ってするか…。男性がトイレする際には、2種類のスタイルが存在する。衛生的な問題もあり、最近では「便座に座ってする派」が主流となりつつあるようだが、とある調査によって「立ったままする派」も現役であることが明らかとなった。
昨年8月7日~8月8日にかけて、『パナソニック株式会社 ハウジングシステム事業部』は「トイレに関するアンケート」を実施。新型コロナウイルスの流行によって、自宅のトイレを利用する際にどんな意識の変化があったのかリサーチした。そこで男性を対象として、「新型コロナウィルス感染拡大後、自宅のトイレでの小便スタイルに変化はありましたか?」という質問が行われることに。
質問に対して、「着座してするようになった」と回答した人の割合は約11%。その一方で、約58%の人は「以前から着座していて変化はない」と答えていた。合計では、7割近くの男性が小便する際にトイレの便座に座っているらしい。
ちなみに同社が2015年に実施した調査では、「座ってしている」という回答は約51%にとどまっていた。コロナの影響がどれほどあるのかは定かではないが、5年間で2割の男性が「座ってする派」に鞍替えしたようだ。
「立ったままする派」はモラハラ気質!?
アンケート調査では、現在でも3割の男性が立ったままトイレを済ませていることが分かった。年々比率が変わっていることは朗報だと思うものの、現状の数字は「多すぎる」と言わざるをえない。公共のトイレならまだしも、自宅のトイレで着座しない場合、飛沫が飛び散るため衛生面のリスクが高い。また掃除をする手間も格段に増えてしまう。立ったまますることに何のメリットもない以上、家族を想う気持ちがあるのなら「座ってする派」になるべきだろう。
実際に多くの女性は「立ってする派」の男性に不満を抱えているようで、ネット上では《座らずにするとか思いやりないし、不衛生》《立って飛ばしながら排泄するオトコには千年の愛も瞬時に冷める》《トイレを汚さない、汚したら自分自身で始末するのは人間として当たり前。ネコでもトイレの始末はします。ネコ以下の人達がいるのですね》とドン引きする声が多数。また《立って飛ばしながらヤル奴は「女が掃除して当たり前、俺様はオトコだからな!」ってモラハラな気質があると思う。昭和じゃあるまいし…》といった指摘も上がっている。
その一方、立ちながらすることを「男らしさのシンボル」と捉える男性もごく一部には存在するようだ。座ってするのは“女々しい”というのが、彼らの考え方らしい。もちろんほとんどの男性は、自身のプライドのために他人に迷惑をかける生き様こそカッコ悪いと感じるだろうが…。
きちんと座ってトイレできる男こそ魅力的──。そんな価値観が広まってくれることを切に願いたい。
文=大上賢一
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