「かわいい俺」アピールする彼氏にドン引き!? 男性が“あざと可愛い”を狙うのはNGなのか

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付き合いたては“あばたもえくぼ”効果で全てが輝いて見えていた彼氏も、一緒に過ごすうちにさまざまな面が見え始める。今まで知らなかった部分を目の当たりにして、時にはドン引きしてしまう場合も…。とある掲示板では、彼氏のとんでもない一面を見つけて戸惑っているという女性の書き込みが大反響を巻き起こしているようだ。

投稿者は20代後半で、彼氏もまた同世代。もう十分に成熟した大人であるはずの年齢なのだが、彼氏は毛布を被って上目遣いでじーっと見てきたり、ぬいぐるみを抱えてぽつーんとしていたりと、投稿者が「赤ちゃん返りか?」と疑問を抱くほどの“かわいい俺”アピールをしてくるそう。

幼児が同じことをすれば確かに「かわいい」と思える行動だが、やっているのはもうすぐ三十路の成人男性。投稿者は、彼氏というより大きな子どもを拾ったような気分になり、頼りがいのなさを感じてしまうという。

そんな彼氏の行動に対して、大多数の人は拒否反応を起こしたらしい。ネット上では《あまりにキツイ。何がキツイって20代後半の男がそれをやってること。普通じゃないよ…》《ジャニーズみたいなかわいい系の顔立ちの人がやってもちょっとゾッとする》《読んでいるだけで殴りたくなってきた》といった声が殺到する事態に。

“かわいい俺”アピールをする男性は一定数いるようで、中には投稿者と同じように困惑した経験を持つ人も。萌え袖を口元に持っていったり、アヒルのように口をとがらせたりする男性は、まだまだ序の口。彼氏が自分のことを「○○くん」と名前呼びした上で、「アイス食べたぁ~い」と言われ、ウザくなってしまった…という横綱級の体験談も寄せられていた。

芸能界でも賛否両論を呼ぶ男性の“ぶりっこ”

古くは上地雄輔に端を発した“ぶりっこおじさん”。年齢に相応しくないかわい子ぶった振る舞いをする大人の男性を指す言葉だが、最近では若手“ぶりっこ男子”の台頭も問題視されている。

たとえば『薬用ビューネ』CMのビューネくんなどでお馴染み、俳優の竹内涼真もその1人。自身のインスタグラムにはアヒル口や上目遣い、犬のようなメイクに加工した写真を載せるなど、“あざと可愛さ”のアピールに余念がない。そんな竹内の振る舞いには、《求められているキャラを頑張って演じているだけ》と理解を示す人がいる一方で、《この人、マジで痛い》《俳優だけしていればいいのに》《何か自分に酔っている感じ》といった否定的な意見も多い。

また最近では、イケメン俳優の福士蒼汰がインスタグラムで真っ白な萌え袖ニット姿を披露。ドラマ『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)で、ぬいぐるみをいじりながらうたた寝するフリをした「なにわ男子」の大西流星に対しても、賛否両論の声が上がっていた。

年齢が若く、目鼻立ちの整った芸能人ですら、“ぶりっこ”アレルギーを発症する女性は多い。一般人がやる場合は、ある程度女性に嫌われる覚悟を決めた上で実行した方がいいのかもしれない…。

文=川崎かほ

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