eスポーツ界隈は民度が低すぎ! 人気ゲーム『Apex』の「死体撃ち」論争でオタク激怒

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「スポーツマンシップ」という言葉があるように、あらゆるスポーツには対戦相手への敬意やフェアプレイの精神が求められるもの。しかしゲームの腕前を競い合う「eスポーツ」界隈では、プレイヤーたちの民度が大きな問題となっているようだ。

物議を醸しているのは、PCやPS4などのプラットフォームで展開中の無料オンラインゲーム『Apex Legends』。合計60人のプレイヤーがマッチし、最後の1チームになるまで戦うバトルロワイアル形式のゲームで、eスポーツ界隈では大きな盛り上がりを見せている。1月24日にはVTuberたちによる大会『VTuber最協決定戦 ver.APEX LEGENDS Season 2』が開催され、公式配信が同時接続者数10万人越えを達成するほどの注目を集めていた。

そんな人気ゲームだからこそ、界隈ではさまざまな騒動が巻き起こることも。1月21日には競技シーンで有名なVTuber・渋谷ハルが、ゲーム内マッチで他プレイヤーに“死体撃ち”される被害に。死体撃ちとは、相手を倒した後にその場を撃ち続けるという煽り行為で、一般プレイヤーからはバッドマナーとして嫌悪されている。

渋谷は各種大会で解説者を務めることもあるが、死体撃ちするプレイヤーに対しては憤りを感じている様子。配信上では今回死体撃ちしてきた相手の名前を覚えておくと宣言し、「今競技シーンで過去に2チーム、僕に死体撃ちしたやついるけど、できる限り触れないようにしてる」と語るのだった。

なぜeスポーツはメジャー化できないのか

競技シーンに携わる人間として、バッドマナーに対して拒絶反応を示すのは当然のこと。配信を通して批判的なコメントを発信することで、界隈の健全化に貢献しているとも言えるだろう。

しかしそれにも関わらず、FPSプレイヤーの一部からは渋谷を批判する声も。ネット上では《負けた時点で自分のが弱いし死体撃ちされたら仕方ないと思うのは俺だけ?》《どうであれ負けた方が文句言うのはダサい》《この人耐性ないんだなって思う。別に死体撃ちしてたところでなんなの?》といった意見が上がっている。

死体撃ちを始めとした煽り行為は、「Apex」に限らずさまざまなオンラインゲームで問題視されてきた。たとえば『機動戦士ガンダム vs.』シリーズでは自機を小刻みに左右に振る“シャゲダン”、『スプラトゥーン』ではヒト状態とイカ状態を高速で切り替える“煽りイカ”と呼ばれる行為が存在する。

どのゲームでも基本的には、ある程度腕前が高いプレイヤーほど煽りを好みがち。とくにFPSゲームにおいては、反射神経が実力と直結する。そのため年齢が若い“キッズ層”が活躍することが多く、界隈自体の民度が低くなってしまう…という問題があるようだ。

とはいえ上記のような煽り行為は、しょせんオタクが考えて、勝手に沸点の低いオタクが怒っているだけ。一般ユーザーからすると、ゲーマーは無駄にルールに厳しく、すぐにカッとなるやっかいな人たちが多いとしか思えないだろう。

eスポーツという競技は年々知名度が上がり、世間的な注目も高まっている。しかしマナーやスポーツマンシップなどの精神面は、リアルな競技と比べてまだまだ劣っている状態だ。これでは、ゲーマーは民度が低いと思われても仕方ないだろう。

文=大上賢一

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