
「マッサマンカレー」(松屋)
突然だが、「マッサマンカレー」というタイ料理をご存知だろうか? この料理は、2019年にアメリカのニュースメディア『CNN』で、「世界一おいしい料理」という称号を獲得した料理。そのため現在、大きな注目が集まっているグルメだ。
そんなマッサマンカレーが、大手牛丼チェーン店『松屋』から発売された…。噂を聞きつけた筆者は、さっそく商品をテイクアウトしてきた。日本人の舌に合うカレーなのか、くわしくチェックしていこう。
発売当日からネット上は大盛り上がり!

「マッサマンカレー」(松屋)
「松屋」のマッサマンカレーは、2月2日から販売がスタート。食べるのを心待ちにしていた人は多かったようで、ネット上の感想を覗いてみると《いままでマッサマンカレーを知らなかった自分が恥ずかしい!》《まだ食べ終わってないのに明日も食べたい!》《マイルドなコクがクセになるおいしさだね》といった反響が続出していた。
お値段はご飯とお味噌汁がセットで730円(税込)。テイクアウトの場合はお味噌汁が付かないが、ご飯とカレーだけでも十分すぎるボリュームなので、損した気分にはならないだろう。
商品は牛丼のようなセパレートタイプの容器ではなく、2つの深めの容器によって提供されている。ご飯の上にそのままカレーを乗せてもヨシ、最後まで別々で食べてもよさそうだ。
チキンの大きさに驚愕!

「マッサマンカレー」(松屋)
まずフタを開けると、カレーの部分からバターのようなマイルドな香りが漂ってくる。ルーに仕込まれているココナッツの成分が強いようだ。イメージとしては、バターチキンカレーのようなやさしい香りだった。
ルーの中に入っているのは、チキンとじゃがいもの2種類だけ。最初は「え? これだけ?」と少し落胆してしまったのだが、1つひとつの具材を見ると納得。スプーンからはみ出るほどのチキンがゴロゴロ入っているのわかる。
メインのチキンから口に運んでみると、ルーが染みこんでいてとってもジューシー! 辛さは感じられず、当然だがチキンの臭みも一切なし。後味にはココナッツミルクのマイルドなテイストが広がり、子どもでも食べられる味に仕上がっていた。
続いてルーだけを口に含んでみると、チキンを食べた時よりも少しスパイシーな味わいが感じられる。白米やチキン、じゃがいもと一緒に食べるとマイルドなのだが、ルー単体だと味が濃くなっている…なんとも不思議な感覚だ。
ご飯とルーのバランスはちょうどよく、なにも考えずにパクパク食べてもどちらかが余ることはなかった。カレーと白米の相性は抜群だったが、ルーをよく吸い込みそうなフランスパンやバターロールなどと一緒に食べてもいいかもしれない。
今回取り上げた商品
「マッサマンカレー」(松屋)……1,096kcal
ちなみに2月16日までの期間限定で、ご飯の大盛りが無料になるサービスも実施中。テイクアウトでも店内で食べる際にも利用できるため、食いしん坊さんはぜひこの期間中に食べてみてほしい。
※商品は地域や店舗によって取り扱いがない場合があります。
文=彅野アン
写真=彅野アン(まいじつエンタ)