世界に恥をさらした卑劣な日本ゲーマーたち! 『Apex』公式が「合コン用語」NGに…

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多くの人を虜にしている人気バトルロイヤルゲーム『Apex Legends』。3月10日にはニンテンドースイッチ版の発売が予定されており、ますます国内のゲーム業界が盛り上がりそうだ。しかしそのかげで、同作のファンコミュニティでは思わぬトラブルが話題を呼んでいる。

発端となったのは、とあるTwitterユーザーが投稿した「Apex Legends」のパロディネタ。そこでは《世の中の男子たち、合コンする時もAPEX用語で立ち回れば目の前の女子達に悟られず、スムーズに意思疎通できるで》といった文言と共に、「合コンで使えるAPEX用語集」がまとめられていた。

用語集の中には女性の容姿をからかうネタの他、昨今問題視されているデートレイプ問題に絡むようなネタも。女性にアルコールを一気飲みさせた状態は「アーマー割った」、いつでも“お持ち帰り”できそうな状態は「激ロー」など、人権意識に欠ける内容となっている。

一部のユーザーからは好評だったようだが、ツイートが拡散されるとたちまち批判の的に。《このツイート、犯罪の助長ですよ》《酔って抵抗出来ない、意識のない女性への性的な行為は犯罪です。仲間うちで笑い話にする為に女性の人権踏み躙ってんじゃねえよ》《Apex界隈の民度がよくわかる》《こんな下劣なネタに使われたApexも巻き込まれるApex界隈も可哀想》といったリプライが飛び交っていた。

「Apex Legends」公式の見解は…

SNS上では同ツイートを“あくまで冗談”として擁護するユーザーと、激しく批判するユーザーの間で対立が発生。そこに終止符を打ったのが、「Apex Legends」の開発を手掛ける『Respawn Entertainment』のChin Xiang Chong氏だ。彼が「やめてください。弊社にとっても迷惑です」と断言したことで、元ツイートは削除されるに至った。

元々欧米圏のゲームは、人権意識やポリティカル・コレクトネスに対して配慮していることが多い。とくに「Apex Legends」は、昨今のゲームの中でも飛び抜けて高いモラルを示している。

現在ゲーム内では16人のプレイアブルキャラクターが登場するが、その内半数に近い7人が女性キャラ。またジブラルタルは公式設定で「ゲイ」とされており、ブラッドハウンドは性自認が男女という区別に当てはまらない「ノンバイナリー」だ。これほどまでに多様性に開かれた設定は、国産ゲームでは考えられない水準だと言えるだろう。

十全な人権意識にもとづいて運営される「Apex Legends」をプレイしておきながら、時代錯誤な“悪ノリ”を行ってしまった日本のゲームファン。それだけ国内のゲームコミュニティが未熟ということなのだろうか…。

文=大上賢一

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