アニメ『ドラえもん』最新話が物議! 名作“山おく村の怪事件”が放送されるも…

『ドラえもん』1巻(藤子・F・不二雄/小学館)

2月6日に放送されたアニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)は、名作エピソード『山おく村の怪事件』を放送。大きな注目を集めたが、その内容が物議を醸しているようだ。

のび太は結婚記念日のパパとママに、何かプレゼントをしたいと考えていた。近所の工事の音でゆっくりできないと嘆くパパとママのため、のび太は2人がゆっくり休める静かな場所へ連れて行こうと考えるのだった。未来から遊びに来ていたドラミちゃんが、コンピューターで探したところ〝山おく村〟を発見する。

〝どこでもドア〟で山おく村を訪れたのび太とドラミちゃんが見たのは、一面の銀世界。雪の中でも自由に歩ける〝かんじきクリーム〟を靴にぬり、村の様子を見に行くのび太たち。ところが、人の姿は見当たらず、不気味なほど静まり返っていた…。

原作と“大山版”からの変更点にツッコミ

てんとう虫コミックス7巻に収録されているこの話は、原作ファンからも人気が高いエピソード。ドラミちゃんが活躍する回かつ、若干ホラーテイストで描かれており、いつものような日常回とは異なるのが特徴だ。

今回の放送に視聴者からは、《待て待て今日のドラえもん「山おく村の怪事件」じゃん! 観よ》《山おく村の怪事件(ドラえもん)面白かった》《今日のドラえもん、子どもの頃スペシャルで見たもののリメイクだ! この話大好きだった》《山おく村じゃん! 昔VHSで録画してあったのを何度も見た思い出があるわぁ》といった歓喜の声があがっていた。

しかし一方で、《旧アニメはだいぶ怖かったけど、リメイクの方は全然違うね》《山おく村にドラえもんがいるだと…!?》《出てなかった道具出してくるのやめてよ。山おく村の怪事件はいい話なのに、薄っぺらい話になってるし…》《「山おく村の怪事件」は、大山版では後半からある人物の視点で展開されたのが面白かったんですよね。視聴者視点では大したことなくても、あの人物視点ではめちゃくちゃホラーという演出は見事だと思いました》と指摘する声もあがっている。

たしかに原作の『山おく村の怪事件』にはドラえもんは登場せず、ドラミちゃんのみで話を展開していく。また旧声優版(いわゆる〝大山版〟)の同エピソードでは、ドラえもんが登場するのはエピローグのみ。さらに、今回登場した〝かんじきクリーム〟は、アニメオリジナルの道具だった。

実は『山おく村の怪事件』は、〝大山版〟を含め、アニメで3回も放送されている。そして放送の度に原作版から若干の違いがあるのだ。

さまざまなツッコミの声があがった今回の放送。『ドラえもん』が、いかに幅広い世代から愛されているかが垣間見えた。

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ

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