アニメ『約束のネバーランド』に不満噴出! 重要エピソード丸々カットのワケ

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『約束のネバーランド』といえば、数多くの著名人も虜にしてきた大人気ジャンプ漫画。今年1月からはアニメ第2期の放送がスタートしたが、2月4日の放送回で〝原作の大幅カット〟される事態が発生。原作ファンの間で大きな物議を醸しているようだ。

※アニメ『約束のネバーランド』最新話の内容に触れています

同作は「グレイス=フィールドハウス」という孤児院に住む、親のいない子どもたちを主役としたストーリー。第1期では子どもたちが孤児院を脱出するまでの展開が描かれていたが、第2期は〝外の世界〟が主な舞台に。主人公のエマたちは、人間を食べる〝鬼〟とさまざまな戦いを繰り広げていく。

4日深夜に放送された第5話では、エマたちが鬼の集落に侵入した際、人間であることがバレてしまう。絶体絶命の窮地で、彼女たちの前に意外な人物が登場。それは孤児院で〝出荷〟され、死んだと思われていたノーマンだった──。

実はこの展開、原作とは大幅に異なる改変が施されている。原作では「ゴールディ・ポンド編」というエピソードが存在したが、アニメ版ではほぼ全ての描写がカットされることに。本来なら長い苦難を乗り越えた上でノーマンと再会するはずだったため、原作ファンは肩透かしを食らってしまったようだ。

また「ゴールディ・ポンド編」では、今後の展開につながる重要な人物も登場するはずだった。大幅な原作改変に対して、ネット上では《ノーマンとの再会シーンが、こんなにも心に響かないことが悲しい》《漫画で見た時の感動を返して…》《エピソードを削るならまだしも、全カットは悲しすぎる》《展開の早さがめちゃくちゃ! ビジネス的な理由かもしれないですが、期待はずれになるのは当たり前》《こんなのエマとレイが出てくる2次創作じゃん…》などと不評の声が相次いでいる。

原作が改変されてしまった背景

その一方、ツイッター上では同作に携わっていたと思われるアニメーターの投稿が話題に。そのアカウントでは制作体制に対する不満が書き連ねられており、《視聴者のみなさん、ネバランへの批判めちゃくちゃ理解できるけど会社じゃなくて原作者の意志だから文句はそっちに言ってね》と仄めかされていた。

そもそも「約束のネバーランド」は、物語の序盤にあたる孤児院での攻防によって人気を博した作品。孤児院を脱出した後の展開は評価が割れており、「ゴールディ・ポンド編」も連載当時は不評の声が目立っていた。アニメ化にあたって、評判のよくないエピソードを削ろうとした…という背景があるのかもしれない。

オリジナル展開によって賛否両論を呼んでしまった「約束のネバーランド」。今後、原作ファンからの信頼を取り戻すことはできるのだろうか。

文=大上賢一

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