『ONE PIECE』“アニメ勢”が激怒! 光月おでんの振る舞いが胸クソ悪すぎ?

『ONE PIECE』1巻(尾田栄一郎/集英社)

尾田栄一郎の人気コミックを原作としたアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)最新話が、2月7日に放送された。そこで登場した描写をめぐって、ネット上で激しい賛否両論が巻き起こっている。

※アニメ『ONE PIECE』最新話の内容に触れています

961話「涙の弟子入り おでんと錦えもん」では、ワノ国編のキーマン・光月おでんの活躍が描かれることに。そこで最初の強敵として立ちはだかったのが、巨大な身体をもつ白イノシシ「山の神」だった。

騒動の発端となったのは、チンピラのような日々を送っていた錦えもんの行動だ。金に困っていた錦えもんは、高値で取引されるという白イノシシの子どもを強奪。花の都に持ち込んだところ、親である山の神が怒り狂った様子で襲撃してくる。

映画『シン・ゴジラ』のように、壊滅的な被害を受ける花の都。そこで幼馴染のお鶴が丸呑みにされてしまったことを知った錦えもんは、逆上して山の神に切りかかるのだった。

しかし、錦えもんはあえなく敗北。すると、おでんが子イノシシを抱えながら登場し、「おめえの探し物はこいつじゃねえのか」と言い、山の神の注意を引く。そして「シシ鍋にしようか」と言い放ち、おでん二刀流「桃源白滝」によって巨躯を真っ二つに両断してみせるのだった。

山の神は都を荒らしたものの、その動機は「子どもを取り返す」という親心によるものだった。一連の騒動を理不尽だと感じる視聴者からは、《今日のONE PIECE、かなりひどいな。盗まれた子を取り返しに来たイノシシを、子が手元にあるのに渡さずに切り殺した》《あまりにもイノシシがかわいそう》《ONE PIECEの白イノシシの話、胸くそ悪すぎる。子ども拐ったのが悪いんじゃん…》《イノシシなんか悪いことした? ONE PIECEってこんなクソやっけ?》《一気にワンピが嫌いになった。白イノシシが子どもを探しに来ただけで殺されて、殺した奴が英雄みたいな扱いになってる》といった批判の声があがっている。

とはいえ、おでんは当時18歳の無頼漢。必ずしも善悪にもとづき、正義のヒーローとして行動していたわけではない。そのため今回の蛮行は、若き日の過ちとして解釈できるだろう。

また「ONE PIECE」の世界観は〝弱肉強食〟のルールを徹底している。敗れた山の神の処遇についても、作品として一貫性があると評価できるかもしれない。

青年時代のおでんによる冒険譚はまだまだ始まったばかり。今後、汚名返上の機会もやってくるだろう。

アニメ「ONE PIECE」公式サイト

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ

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