アニメ『呪術廻戦』作中最大の“百合”展開! クソデカ感情爆発の『BLEACH』イズム

『呪術廻戦』1巻(芥見下々/集英社)

2月5日深夜に放送されたアニメ『呪術廻戦』(MBS/TBS系)の最新話で、作中最大となる〝百合シーン〟が登場。濃密に絡み合うヒロインたちの様子に、ネット上で歓喜の声が巻き起こっている。

※アニメ『呪術廻戦』最新話の内容に触れています

この日に放送された第17話「京都姉妹校交流会-団体戦3-」では、呪術高専東京校と京都校による団体戦の模様が描かれた。そこで双子の姉妹である禪院真希と真依は、深い因縁に決着をつけるべく、タイマンで激闘を繰り広げる。

2人を輩出した「禪院家」は、呪術界きっての名門。「呪術師にあらずんば人にあらず」という価値観があり、呪力を持たない真希は差別的な扱いを受けていた。しかし真希は心折れず、家族たちを実力で見返すために家を出たという。

禪院家を離れて自由に生きる姉・真希と、呪術界のしがらみに縛られる妹・真依──。バトルの最中、真依は幼い頃に自分を引っ張ってくれた姉が、1人で禪院家を出て行ったことを回想する。そしてモノローグでは、「大嫌い」「噓つき」と姉に対する恨みを延々と吐露。最後には「あんたなんか大っ嫌い」「だから初恋も術式もあんたに教えたことはない」と言いながら、渾身の一撃を放つ。

しかし真依の術式は真希に通用せず、あっけなく敗れてしまうことに。力尽きた真依は、姉に向かって「なんで家を出たの?」と一言。自分を置いていったことを責め立て、「なんで一緒に落ちぶれてくれなかったの?」と問いかける。

そんな妹からの恨み節に対して、真希は「あのままじゃ私は私を嫌いになってた」「ごめんな」と返答。その言葉を聞くと、真依はふたたび「嘘つき…大っ嫌い」と呪詛を吐き捨てるのだった──。

『BLEACH』リスペクト? 女同士の愛憎模様…

自分に言い聞かせるように〝嫌い〟という言葉を畳みかける真依に、多くの視聴者は歪んだ愛情を感じ取った様子。愛憎の入り混じった感情のぶつかり合いに、《真依ちゃんの激重感情、尊い…》《肉親以上のクソデカ感情を隠しもしない妹の「大嫌い」ですよ。重すぎる告白じゃん…。拗らせ激重メンヘラ彼女…》《頑なに大嫌いって言ってるのは、そう自分に言い聞かせてないとつらいからでしょ。繊細で美しいね》《ビッグエモーション抱えた兄弟姉妹が好きなので、禪院姉妹の関係性もモロに刺さります》などの感想が相次いでいる。

また、モノローグの中で仄めかした〝初恋〟の相手が真希だった、という説も支持を集めているようだ。ネット上では《初恋って真希さんのことですよね。拗らせ片思いですかね…好き》《真依の初恋は真希さんだよ(存在しない記憶)》《真依さんの初恋って真希さんってことでいいんですか? クソデカ感情を浴びてしまいました》といった声も。

なお、今回描かれた〝姉妹百合〟をめぐって、人気マンガ『BLEACH』を連想する人も続出している。作中の尸魂界篇では、かつて主従関係にあった夜一と砕蜂が激しく感情をぶつけ合うことに。そこで砕蜂は真依と同じく、「心酔している憧れの女性に置いていかれた」という想いから暴走していた…。

真剣勝負を通して、お互いに本音をあらわにした真希と真依。美しくも切ない2人の関係性がどのように変化していくのか、今後も見守っていきたい。

アニメ『呪術廻戦』公式サイト

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ

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