春場ねぎ新連載『戦隊大失格』はジャンプっぽい? 見え隠れする『チェンソーマン』の影

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2月10日発売の『週刊少年マガジン』11号に、春場ねぎの新連載『戦隊大失格』第2話が掲載された。盛り上がりをみせるストーリーに、漫画ファンからは「ジャンプっぽい」といった感想の声がチラホラ聞かれる。

『戦隊大失格』は、累計1400万部を突破した大人気ラブコメ『五等分の花嫁』の作者・春場が手掛けるアンチヒーローの物語だ。作品の舞台となるのは、現代日本とよく似た世界。そこには不死身の再生能力をもった「悪の怪人軍団」が存在し、「竜神戦隊ドラゴンキーパー」なるヒーローが人々の平和を守るために戦っている。

しかし、実際には怪人軍団の幹部は遥か昔に壊滅しており、今ではプロレスのようなショーとして両者の戦いが消費されるように。主人公の「戦闘員D」は現状に不満を抱き、世界征服という夢を語り、仲間たちに笑われるのだった…。

第2話では、戦闘員D が“レッドキーパー”と遭遇。その後、「ドラゴンキーパー」入隊へのキッカケを作った錫切夢子から、戦闘員Dが衝撃的な提案を受けるのだった。

スピード感あふれる展開に、読者からは《戦隊大失格2話、めちゃくちゃ面白かった。超スピード展開》《2話目にして、あのアプローチは本当に期待しかない》《2話で一気に面白くなった。マジでやべぇ…》《戦闘力はあまりないけど、主人公は何度やられても死なない限りある意味強いかも》《面白くなってきたやん。まだ2話なのに、完全に心もっていかれてるわ! 個人的に好きな画だからキャラにも情が湧く》といった好評の声が続出していた。

『戦隊大失格』は『チェンソーマン』っぽい?

しかし一方で、《主人公が何に対して戦おうと思ってるのかが、イマイチ掴めない。身内に対して怒ってるのかと思ったけどヒーロー側に潜入してるし、最終的にどうしたいんかわからん》《『戦隊大失格』2話、うーん。微妙。説得力ない感》《2話にして脱落かも。世界観がワクワクしない。今は茶番でも、最初はしかけてきたんでしょ? なんか主人公の動機が弱い》《主人公(というか戦闘員)が脆すぎるのは如何なものかと。しかも自覚があるのにナイフ1本程度で、あわよくば暗殺を試みるのは変じゃない?》といった声も聞かれる。

早くも賛否を呼んでいる第2話だが、中には《戦隊大失格、これチェンソーマンじゃないか?》《連載誌が『ジャンプ』だったら、確実に腐女子向けマンガになりそう…。あと2話目でチェンソーマン的なニオいもしたな…》《ジャンプっぽいと感じた。ヒーローもので、主人公は貧困や底辺。幸せにはなれない環境にいる。そこからの主人公のあがきが描かれるわけだが、チェンソーマンを思い出してしまう》といった声も。昨年12月に第1部が完結した、『週刊少年ジャンプ』の『チェンソーマン』の名前をあげる漫画ファンもいるようだ。

前作から作風をガラッと変え、話題を呼んでいる『戦隊大失格』。今後の展開に大きな注目が集まっている。

文=猿田虫彦

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