『ONE PIECE』ゾロの“愛刀”まとめ!『和道一文字』は「最上大業物」に成る…?

 

『ONE PIECE』1巻(尾田栄一郎/集英社)

両手と口で刀を構えるという唯一無二のスタイル・三刀流。ご存知『ONE PIECE』に登場するロロノア・ゾロが編み出した戦闘スタイルである。悪魔の実の能力者ばかりが目立つ同作において、ゾロは数少ない武器使いだ。作者の尾田栄一郎は武器の設定にもこだわりがあるようで、ゾロの三振りの刀にもさまざまなエピソードがある。そこで今回は、これまでゾロが手にしてきた愛刀についてご紹介していこう。

ゾロが使い続ける『和道一文字』

●亡き親友・くいなの形見『和道一文字』
『和道一文字』はゾロが三刀流で戦う際、必ず口に咥えている刀である。この刀はもともと幼なじみのくいなが持っていたもので、作中初期から登場するゾロの代名詞的な一振りだ。女の子ながら誰よりも強いくいなだったが、彼女は家の階段で転んであっけなく死んでしまう。くいなに一度も勝利できなかったゾロは、彼女の刀を腰に、世界一の剣豪を目指す旅に出るのだった―─。

『ONE PIECE』の世界では、名工が作った武器(刀・剣・槍など)に「最上大業物12工」「大業物21工」「良業物50工」という位列が存在している。『和道一文字』は「大業物21工」に数えられている名刀で、刀好きの海軍将校・たしぎによると「買おうとすれば1千万ベリー以上は下らない代物」とのことだ。

●名だたる剣豪を死に追いやった妖刀『三代鬼徹』
鷹の目のミホークによって『和道一文字』以外の刀を破壊されてしまったゾロは、ローグタウンの武器屋で二振りの刀を買うことに。すると5万ベリー均一の刀が入った樽の中に、100万ベリーはするという『三代鬼徹』が紛れ込んでいた。店主のいっぽんマツは、「鬼徹一派の刀は優れてはいたがことごとく〝妖刀〟だった」「名だたる剣豪達がその〝鬼徹〟を腰にしたことで悲運の死を遂げた」と語る。しかしゾロは『三代鬼徹』を気に入り、刀を宙に放って腕を差し出す。見事に刀は腕を避けて落ちていき、運試しに勝利したゾロは晴れて『三代鬼徹』を手に入れた。

その際、ゾロの漢気に感化されたいっぽんマツは、家宝である『雪走(ゆばしり)』を彼に託す。この刀は「良業物50工」に数えられていたが、「エニエス・ロビー編」にて、ある海軍将校によって破壊されている。

また現在佳境を迎えている「ワノ国編」には、『三代鬼徹』の作り手・天狗山飛徹が登場。ちなみに「大業物21工」に数えられている『二代鬼徹』は彼が所有しており、一時ルフィが持ち出して使っていた。『初代鬼徹』はまだ所有者が明らかになっていないが、「五老星の1人が持っている刀では?」と考察する人も多い。