『ONE PIECE』スピンオフ作品の性暴力シーンが炎上!「ガチっぽくてドン引き」

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日本が世界に誇る大人気漫画『ONE PIECE』を、全く新しい形でギャグ化したスピンオフ作品『恋するワンピース』。現在『少年ジャンプ+』で連載中の同作だが、2月21日に更新された第122話が〝笑えない内容〟だったことから、ネット上で物議を醸している。

同作のあらすじは、『麦わらの一味』と同じ名前を持った高校生たちが、ギャグ満載の日常を繰り広げる…というものだ。第122話では貿易会社の社長令嬢・藤林優子が、主人公の山本海賊王(やまもとルフィ)をメロメロにするために惚れ薬を入手。それを海賊王に渡そうとしたところ、ひょんなことから小山菜美(こやまナミ)が飲んでしまう。しかもこの媚薬、初めて見た人に恋心を抱く効果があり、菜美は中津川嘘風(なかつがわウソップ)と目を合わせてしまった。

菜美は媚薬のせいで嘘風のことが頭から離れず、ヤキモキした気持ちで下校する。しかしその途中、不良グループと思われる3人組にぶつかり、因縁をつけられることに。不良たちは菜美を人気のない場所に連れ込むと、「おい生JKってマジで柔けえのな」「じゃあ早速やりますか」と言って暴行しようとする。

行為が行われる寸前、海賊王が駆けつけたことで菜美はピンチから脱出。しかし、不良たちに身体を押さえつけられるなど、かなり〝ギリギリ〟な描写となっていた。

少年漫画の展開としてはアウト?

実際に暴行されはしなかったものの、菜美が壮絶な泣き顔で「助けて!!!」と叫ぶ迫真の一コマも描かれている。同作はもともとギャグに振りきった作風だったため、あまりのギャップに衝撃を受ける読者が続出したようだ。

今回のエピソードのコメント欄には、《ギャグ漫画に出てきていいレベルの展開超えてない?》《ギャグじゃないしガチっぽくてドン引きした》《ガチクズ性犯罪描写はやめた方が良いです》《いきなりレイプ未遂のような展開はなんかとても嫌悪感があるというか率直に言って嫌》《スピンオフ漫画でメチャクチャやるのは徹頭徹尾ギャグだから許されるのであって、今回は完全に許されるラインを越えてる。ガチ犯罪はダメですよ…》といった批判の声が相次いでいる。

少年漫画では珍しい性暴力描写だったが、過去には『週刊少年ジャンプ』のラブコメ作品『パジャマな彼女。』でも似たようなシーンが描かれていた。ヒロインの白井雪姫が不良に絡まれるシーンで、恋愛漫画のキャラとは思えない悪人ズラの人物が登場。読者を恐怖に陥れ、「パコさん」という異名を生むこととなった。今回の騒動に関しても、一部では「第2のパコさん」と揶揄する声があがっているようだ。

同様の性暴力シーンは、『ヤングマガジン』など他のマンガ雑誌では時おり目に入ってくる。年齢層などの関係もあり、ジャンプ読者にとっては少々刺激が強すぎたのだろう…。

文=大上賢一

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