アニメ『名探偵コナン』で爆発シーン解禁!“スポンサー配慮”説は本当なのか?

『名探偵コナン』1巻(青山剛昌/小学館)

アニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)といえば、奇想天外な展開が数多く描かれる作品だが、「爆発シーン」にかぎってはタブーだとされていた。しかしつい先日、爆発シーンをめぐる都市伝説に新展開があったらしい。

話題を呼んでいるのは、2月20日に放送された『憎しみのフライパン』というエピソード。作中では、ベンチャー企業を舞台とした殺人事件が発生。さらに、ガスボンベからガスが漏れたことをキッカケとして、施設が爆発するという騒ぎが起こる。

ファンの間では、TV版のスポンサーにガス会社が含まれているため、アニメにおいて爆発シーンはNGだと囁かれていた。実際にスポンサーが異なる劇場版では23作品中22作品で爆発シーンが登場するのに対して、TV版ではほとんどそのような光景が見られない。

今回、TV版では珍しく爆発シーンが描かれたが、スポンサーの欄にはガス会社の名前がなかった。そのため、「爆発シーンがついに解禁された」と喜ぶファンが続出しているようだ。ネット上では、《テレビ版のコナン、爆発シーン解禁されたんか》《コナン爆発したからめちゃくちゃビックリしたけど、スポンサーにガス会社いなくなってて笑った》《コナン「劇場版じゃないのに爆発した」って言われてて確認したら、提供からガス屋がなくなってたので、今後はバンバン爆発すると思う》と盛り上がりを見せている。

「爆発シーンがない」は嘘? 意外と存在する爆発回

とはいえ、スポンサーと爆発シーンの関係については、あくまで都市伝説。当たり前だが、公式で明言されているわけではない。これまでアニメのスポンサーだったことのある『日本ガス協会』は2015年にスポンサーから降りており、『東邦ガス』についても2020年の段階でスポンサーの一覧で名前を確認することはできなかった。

また、TV版でも数少ないとはいえ、何かが爆発する回は存在していた。たとえば2001年に放送された『謎めいた乗客』では、バスが爆発。「日本ガス協会」がスポンサーをしていた1997年の『ゲーム会社殺人事件』という回でも、『黒の組織』のテキーラが爆死している。もしかすると、爆発シーンの有無はスポンサーの都合とそれほど関係がないのかもしれない。

なにはともあれ、TV版で爆発シーンが登場したのは紛れもない事実。今後は、劇場版のように爆発シーンが名物化していく可能性もある。また1つ「名探偵コナン」の注目すべきポイントが増えてしまったようだ。

文=城門まもる
写真=まいじつエンタ

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