新作アプリ『ウマ娘』にオタク界隈が恐怖! 二次創作で一発アウトのリスクとは…

(C)PIXTA

実在する競走馬が美少女となって登場するスマートフォン向けアプリ『ウマ娘 プリティーダービー』が、2月24日にリリースされた。多くのユーザーがゲームの虜になる一方、ネット上では同作に関する「訴訟リスク」が議論を呼んでいるようだ。

「ウマ娘」はCygamesによるコンテンツで、これまでにアニメ化などさまざまなメディアミックスが展開されてきた。満を持して公開されたアプリ版は育成シミュレーションゲームとなっており、プレイヤーはトレーナーとして〝ウマ娘〟を鍛え上げていく。

作中には輝かしい経歴をもつ『スペシャルウィーク』や『サイレンススズカ』、連敗伝説によって有名となった『ハルウララ』など、さまざまな人気馬たちが登場。各馬の性格や逸話を活かして擬人化されているため、競馬ファンからの評価も高い。

売上も好調のようで、2月25日付けの「AppStore」最新セールスランキングでは数々の人気アプリをおさえて1位を獲得。もはやその人気は留まることを知らない。

美少女キャラの背後に控えているのは…

オタク系のコンテンツは、人気が出れば出るほど「二次創作」が盛り上がるもの。登場人物が美少女キャラだった場合には、必然的に成年向けのイラストやマンガの需要も高くなる。しかし「ウマ娘」に関しては、いささか事情が異なるようだ。

というのも、同作は実在の馬を登場させるために、馬主から許可をとっている。もし大切な馬たちのイメージを損なってしまえば、馬主たちが作品にNGを出すこともあり得る…というワケだ。

そのためコンテンツを守ろうとする人々からは、《ウマ娘の二次創作は物理的にと金銭的に死ぬ覚悟が無いと一切踏み込まないほうが良い。たとえアクキーだろうとイラストだろうと、お伺いをたてないとマジで同人界隈が死ぬ可能性が高い》《ウマ娘のエロ絵描くなよ!っていうのは押すなよ!押すなよ!って奴のネタフリじゃなくてガチの奴です》などと牽制する意見が。

また、競走馬は大企業の代表取締役など、各界の有力者が馬主となっていることも多い。最悪のケースとして訴訟沙汰になる可能性も危惧されており、《馬主は上級国民ではなく天上人なので、マジでエロ同人などは止めてください》《下手すると書いた人が損害賠償請求される可能性もあるからね。それでも書くやつは億以上の金が動く会社から人生ゲームオーバーされる覚悟しといた方が良い》《ウマ娘の絵描くのは、会社1つ軽く吹き飛ばせるくらいの財力を持った相手に喧嘩売ることになるの理解してないとまずい…》といった声があがっている。

ちなみに2018年に同作がアニメ化された際には、公式から二次創作を牽制する声明が発表されたことも。「キャラクターならびにモチーフとなる競走馬のイメージを著しく損なう表現は行わないよう」と、ファンへの配慮を要請していた。

実際に『ダービースタリオン』などの競馬ゲームが、馬主と訴訟沙汰になったこともある。競走馬や馬主に対するリスペクトがない人間は、うかつに首を突っ込むべきではないだろう…。

文=大上賢一

【画像】

Benzoix / PIXTA

【あわせて読みたい】