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累計発行部数6000万部突破の人気漫画『テニスの王子様』。3月4日に新作劇場版アニメ『リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』の詳細が発表された。そのストーリー展開が、「カオスすぎる」と話題になっている。
※新劇場版『テニスの王子様』のあらすじに触れています
9月3日に公開予定の『リョーマ! 新生劇場版テニスの王子様』は、完全オリジナルストーリー。公式サイトに掲載されている同作のあらすじは以下の通りだ。
《全国大会決勝の死闘を制した3日後、越前リョーマは、さらなる強さを求め、単身アメリカへ武者修行の旅に出た。到着早々、リョーマは偶然、家族旅行でアメリカを訪れていた同級生・竜崎桜乃がギャングにからまれている場面に遭遇する。桜乃を助けるためにリョーマが放ったボールと、車いすの謎の人物が放ったボールが直撃した瞬間、 時空がゆがみ始める…。なんと、ふたりが行きついたのは、かつて〝サムライ〟と呼ばれ、世界のトッププレイヤーを震撼させた、若き越前南次郎が活躍している時代だった》
さらに、解禁された情報ではテニスギャングとラップバトルも展開。そして、ラップバトルの楽曲は原作者の許斐剛が手掛けているのだという。
ツッコんだら負けな『テニスの王子様』
『テニスの王子様』に野暮なツッコミは無用。しかし、ネット上からは《テニスギャングとかいうパワーワード》《旦那にテニプリの映画の話したら、とうとう頭がおかしくなったと思われた》《あらすじを何回読んでも内容が理解できないのは私だけなのかな…》《テニスボールがぶつかって時空が歪む事は良くあるけど、それでタイムスリップするのはやばいな》《あらすじ読んだけど全くわからん。ボーボボをリスペクトしてるの?》《出しだけでツッコミが追いつかない…。今日4月1日かと疑ったわ》《パワーワードがありすぎて、あらすじだけでお腹いっぱい》といった声が続出している。
『リョーマ! 新生劇場版テニスの王子様』の製作総指揮はもちろん許斐。監督は日本テレビ版のアニメ『HUNTER×HUNTER』などを手掛けた神志那弘志。脚本はドラマ『天体観測』(フジテレビ系)、『ドラゴン桜』(TBS系)などを手掛けた秦建日子が担当する。
9月の公開が楽しみな同作。しかし、監督の神志那は原作ファンから「なかった」ことにされているアニメ版『魔人探偵脳噛ネウロ』(日本テレビ系)も手掛けている。
テニスというスポーツの枠を拡大し続ける『テニスの王子様』。ついに、テニス×タイムスリップ×ギャング×ラップという異次元のステージに我々を連れて行ってくれるようだ。
文=「まいじつエンタ」編集部
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