『ジョジョ』岸辺露伴はやっぱり変人! 読者がドン引きした「奇行」トップ3

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国内外問わず高い評価を得ている荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』。物語を彩る個性的なキャラクターは、読者を惹きつけてやまない。そんなジョジョのキャラクターの中でも随一の人気を誇るのが、岸辺露伴である。

昨年12月には、露伴のスピンオフ『岸辺露伴は動かない』がNHKにてドラマ化。高橋一生が演じる露伴の突拍子な行動やスタイリッシュな見た目が話題になった。しかし、露伴の魅力はカッコよさだけではない。今回はあえて、露伴が取った〝奇行〟を3つピックアップし、ご紹介していこう。

「だが断る」で有名な岸辺露伴さん

<3位>傷害罪!? 見ず知らずの子どもに暴力
このエピソードが登場するのは、露伴とスタンド使いの男子小学生・大柳賢によるバトルを描いた「ジャンケン小僧がやって来る!」。賢が露伴の前に突然現れると、「ジャンケンをしようよ」と執拗に絡んでいく。はじめこそ全く相手にしなかった露伴だが、賢の地味な嫌がらせに痺れをきらし、ジャンケンで勝負をすることに…。

問題となっているのは、露伴と賢が本屋でケンカするシーン。露伴がマイナーな本を購入しようとすると、賢が本を横取り。抗議する露伴に対して、賢はジャンケンでどちらが本を購入するか決めようと提案する。承諾したものの露伴は怒りが溜まっていたのか、グーを出した勢いでそのまま賢を殴るのだった。あまりにも大人気ない行動に、呆れたファンも多い様子。

ちなみに、露伴は賢を殴った後に「ふざけてんじゃあないぞッ! 今度ぼくにつきまとってみろッ! 学校と親に言いつけるからなッ!」と脅迫。アニメ版では、主人公サイドのキャラクターが放つセリフではないと判断されたのかカットされている。

<2位>『るろうに剣心』を売っぱらう
このエピソードは、「ジョジョ」シリーズのスピンオフ『岸辺露伴は動かない』における「六壁坂」の一幕。物語の冒頭、露伴は出版社の編集者とカフェで打ち合わせをするのだが、そこで原稿料を前借りできないかと相談する。なんでも、破産してしまい、家財道具も全て売り払ってしまったというのだ。

露伴が手放したのはそれだけではない。漫画家の仕事に必要な机はもちろん、『セーラームーン』のフィギュア、『レッド・ツェッペリン』のレコード、ジャンプコミックスの『るろうに剣心』も手放したという。

なぜ露伴が破産したかというと、これもまた奇妙な理由。妖怪伝説の漫画を描くにあたり、取材に必要となるため別荘地の山をいくつも購入していった。それは山を壊し、リゾート道路を通そうとする計画を阻止するためだったが、リゾート計画がなくなったがゆえに土地の価格が暴落。結果1本の漫画を描くためだけに、彼は破産してしまったらしい。

一見あまりにも馬鹿馬鹿しく思えてしまう露伴の行動だが、そこには漫画に対する並々ならぬ執念が顔を覗かせている。変人だからこそすぐれた漫画家である…という露伴の本質がわかるエピソードだ。