VTuberファンが幼稚すぎる!『ホロライブ』炎上後も続く人気作家への誹謗中傷

(C)PIXTA

配信業界の盛り上がりと共に、ますます人気が加速する〝VTuber〟ことバーチャルユーチューバー。とくに最近ではバーチャルアイドルグループ『ホロライブ』が注目を集めているが、必ずしもいいニュースばかりではなく、一部では炎上騒動も巻き起こっているようだ。

「ホロライブ」は、兎田ぺこらや白上フブキといったVTuberが所属する人気グループ。YouTube上で連日のようにトップクラスの同時接続者数を記録している他、新たに「ホロライブ・オルタナティブ」というメディアミックス企画も始動した。しかしこの企画において、成人向けマンガなどで有名な作家・水龍敬とトラブルが発生することに。

水龍は同企画でコミカライズを担当する予定だと言われていたが、2月22日にツイッター上で《ここ半年余りカバーさんの企画に尽力しましたが、再三にわたり企業としてあり得ない対応を受けましたので、金輪際先方との関りは持ちません》と、「ホロライブ」運営に対して絶縁状を突き付けた。

それから約3週間が経った3月16日、ついに「ホロライブ」運営サイドが公式声明を発表。そのツイートによると、同社はコミカライズ担当作家に長期間にわたる制作を依頼していたが、《諸般の事情により、やむを得ず公開を見合わせる判断となりました》とのこと。その上で《当該作家様には弊社の判断についてお詫びのうえ、相応の補償をさせて頂くこととなっております》と謝罪している。

ファンの暴走? 漫画家へ続くバッシングの嵐

騒動が勃発してからというもの、「ホロライブ」ファンの間では水龍に対する一方的な批判が殺到。その中にはトラブルにまつわるものだけでなく、VTuber事務所「にじさんじ」に擦り寄っている…などと、ソース不明の流言も飛び交っていた。

公式声明を受けて、水龍はツイッター上であらためてトラブルに言及。界隈で飛び交っているさまざまな憶測や風説について、《全くの事実無根》と否定した。しかしそれでもなお、「ホロライブ」ファンからの批判は止まらない。

水龍のツイートに対する引用RTでは、《この人、独り勝手にゴネてプロジェクトの遅延起こした癖に、遅延の損害を支払うどころか補償を貰う立場になってるのよねぇ これが世で言う〝ゴネ得バンザイ〟ってヤツなのかなぁ?》《自分は卑猥な絵を被写体本人とその他大勢に見せつける癖に、自分は法に守られようとする 同人界隈とはこんな場所なんだろうな》《は? 何言ってんの? てめぇの愛する子達のめでたい日にまるで当て擦るように愚痴ったからこんな荒れてんだろうがよ ふざけんなよ》といった非難が寄せられている。

また「ホロライブ」運営が作家に補償を行うことについて憶測をたくましくするファンも。《たぶん手切れ金ですよこれ。金渡せばライバーを落とす行為を今後は咎めることができますし、依頼を棄却したことにも決着つけれる》《まぁ正直言って水龍敬は金払ってでも切って正解だと思うよ。また今後何しでかすかわからんし》などと、補償を手切れ金として捉える意見が目立つ。

しかし、実際には両者の間でどんな食い違いがあったのか、確実なことはいまだ分かっていない。もちろん補償の内容も、関係者しか知り得ない情報だ。そんな状況下で一方的に作家サイドを攻撃するのは、あまりにアンフェアではないだろうか。

外部から見れば、この騒動は「ホロライブ」ファンの暴走とも捉えられかねない。VTuber業界をより健全に発展させていくためにも、ファンの方々には冷静な振る舞いを期待したいところだ。

文=大上賢一

【画像】

Veres Production / PIXTA

【あわせて読みたい】