『ONE PIECE』海軍が七武海を“撤廃”したワケ… カギを握るのはカイドウだった?

『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

「ワノ国編」が佳境を迎えている漫画『ONE PIECE』。現在ファンの間では、3月15日発売の『週刊少年ジャンプ』15号で明らかになった事実から、〝カイドウは複数存在する〟という説が浮上しているようだ。

※『ONE PIECE』最新話の内容に触れています

ウワサの発端となったのは、海軍の諜報機関・CP0のメンバーが発した〝カイドウの「血統因子」を抽出して作った人工悪魔の実がある〟という情報だ。

カイドウは過去、海軍に捕らわれたことがあり、その際に天才科学者であるDr.ベガパンクがカイドウの血統因子を抽出している。血統因子とは、作中の人間が体内に持つ「生命の設計図」と呼ばれるもので、現実の人間でいうところのDNAにあたる。

CP0メンバーの発言によると、ベガパンクはカイドウの血統因子を利用して「人工悪魔の実」の開発を行っていた。しかし、その悪魔の実は失敗作だったらしく、実用化されることなくパンクハザードに保管されたという。

とはいえベガパンクがカイドウの血統因子という強力な素材を、悪魔の実の研究だけに利用したとは考えにくい。もし、カイドウの血統因子を使った他の研究が成功していたとしたら、海軍にとっては大きな戦力となり得るだろう。

改造人間・カイドウが誕生する…?

その血統因子の活用案として最も可能性が高いとされるのが、改造人間「パシフィスタ」だ。ベガパンクはこれまで、バーソロミュー・くまの肉体を元に、パシフィスタを作り出した実績をもつ。しかもパシフィスタは、無限に増産が可能なレベルにまで開発が進んでいる。ベガパンクがくま以外の改造人間の開発に着手していても、なんらおかしくはない。つまり、カイドウの血統因子を利用した兵器や改造人間が量産されているかもしれないのだ。

海軍は秘密裏に、四皇クラスの戦力を持つ改造人間・カイドウを無限に生み出している可能性がある。実際、ベガパンクは第905話『美しい世界』で、海軍大将・藤虎に「王下七武海はもう要らねェ」と言わしめるほどの兵器を作り上げている。王下七武海は、海軍だけでは抑えきれない海賊の凶悪化を抑制するために作られた制度。それを撤廃するほどの兵器であることから、改造人間・カイドウの存在は十分考えられる。

もし本当に改造人間・カイドウの開発が成功していたとしたら、海軍に狙われる海賊たちは相当な苦戦を強いられることになるはず。麦わらの一味だけでなく、元・王下七武海として海軍に命を狙われているミホークや、ボア・ハンコックをはじめとする女ヶ島「アマゾン・リリー」の住人たちも、無事では済まないかもしれない。

四皇といえば、今のところ作中で最強クラスの存在。そんな戦力が量産されているとすれば、作中の勢力図は一気に書き換えられてしまうことだろう。今後、ベガパンクや海軍の動向を注視する必要がありそうだ。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

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