『ジャンプ』で3連続ヒットさせた漫画家はいない? 松井優征の新作にかかる期待

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現在『週刊少年ジャンプ』で連載中の漫画『逃げ上手の若君』に注目が集まっている。連続でヒット作を生み出した作者の松井優征だが、『逃げ若』をヒットに導けるのだろうか。

松井といえば、『魔人探偵脳噛ネウロ』と『暗殺教室』でお馴染みの漫画家。『ネウロ』は23巻まで発売され、〝なかった〟ことにされているが、アニメ化も果たした。『暗殺教室』は21巻まで刊行され、アニメ化と実写映画化も果たした大ヒット作。そんな松井が次に手掛けているのが『逃げ若』だ。

同作は、北条時行を主人公に据え、南北朝を描いた漫画。時行は資料が少なくて不明な点が多い上、歴史という史実を描く難しさがある。さらに、連続でヒット作を出すという漫画家の宿命を背負った作品でもあるのだ。

『ジャンプ』の作家でいうと、そのプレッシャーに潰された漫画家のひとりに岸本斉史が挙げられるだろう。岸本の代表作といえば、もちろん『NARUTO -ナルト-』。72巻まで発売され、国内外で大ヒットを記録しているのはご存じだろう。しかし、次の作品である『サムライ8 八丸伝』は4巻で終了してしまった。

岸本以外にもこのような作家は多く、『ぬらりひょんの孫』の椎橋寛、『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』の西義之、『ボボボーボ・ボーボボ』の澤井啓夫、『黒子のバスケ』の藤巻忠俊などなど、ヒット後にコケた漫画家は多い。

『ジャンプ』作家は3連続ヒットを生み出せない?

この事実にネット上からは、《松井先生は今のところ、天下のジャンプで2回連続ヒットしているので、漫画家力が滅茶苦茶高いんだけど、3連ヒットしたらレジェンドクラス入りになる》《3連載だとジャンプ史上初では…?となるので若君もヒットして欲しいなあ》《逃げ若は生き残れそう。週刊で3連続ヒットは天才の証と言うけどいけるかな?》《地味に二度の連続ヒット産んでるからなぁ。三度となると偉業よ、楽しみだ》などさまざまな声があがっている。

連続ヒット作を生み出した漫画家といえば、『ジャンプ』でいうと鳥山明や冨樫義博、北条司、桂正和など。掲載誌を跨ぐと、井上雄彦、森田まさのりなどが挙げられるだろう。さらに『ジャンプ』以外で言うと、あだち充、高橋留美子、藤田和日郎なども連続でヒット作を生み出してきた。

もちろん、連作でのヒットではなく、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のように長く愛された作品も存在する。松井にプレッシャーをかけるのも気が引けるが、『逃げ若』の今後に注目していきたい。

文=「まいじつエンタ」編集部

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