『呪術廻戦』五条悟の“術式”剥奪? アニメオープニングに隠された伏線

『呪術廻戦』15巻(芥見下々/集英社)

「渋谷事変」の興奮も冷めやらぬ中、3月22日発売の『週刊少年ジャンプ』16号に掲載された『呪術廻戦』の最新話で、「死滅回游」という新たな戦いがスタートした。その設定をめぐって、ファンの間ではアニメのオープニングに隠された〝五条悟の未来〟が信憑性を増してきたという指摘があがっている。

※『呪術廻戦』最新話の内容に触れています

第143話『もう一度』では、加茂憲倫が仕組んだ非呪術師も巻き込むバトルロワイアル「死滅回游」がスタート。「死滅回游」は結界内で行われる〝術式の剥奪〟を賭けた殺し合いで、現状は伏黒恵の義姉・津美紀が巻き込まれている。今回、虎杖悠仁は伏黒から「俺を助けろ」と発破をかけられているため、バトルロワイアルに参加することは間違いないだろう。

とくに注目を集めているのが、「死滅回游」の特殊ルール。このゲームはあらかじめ決められた参加者だけでなく、結界内に侵入した者もことごとくプレイヤーと見なされる。そして何らかの項目に違反すると、強制的に術式が剥奪されてしまう…。

ここで多くの読者が、五条悟の存在を思い浮かべたようだ。現在の五条は獄門疆に封印され、身動きが一切とれない状態。加茂によって、結界の中に移動させられる可能性は十分にある。

そのためネット上では、《死滅回游は結界内にいたらプレイヤーになるんだよね? 獄門疆が近くにあれば五条悟はプレイヤーになるわけで、動けないから術式剥奪? 六眼や無下限失うん?》《五条悟が死滅回游で術式剥奪される地獄がみえて震えてる》《悟の術式剥奪はつらすぎるんよ。でも芥見先生なら全然やりかねないし、最強の悟が扱いづらいみたいなので本当にやりかねない》などと不安を語る人も少なくない。

また、実は現在放送中のアニメ「呪術廻戦」でも今後の展開に関する〝伏線〟が描かれていたようだ。

アニメOPに「死滅回游」の伏線があった?

アニメ1期のオープニング映像では、電車に乗る虎杖の足元に「タテジマキンチャクダイ」という魚が現れる。この魚は、本来生息しない海域に流されて死んでしまう「死滅回遊魚」と呼ばれる魚の1種だ。加茂が仕組んだゲーム名と一致することは偶然ではないだろう。つまり、アニメのオープニングが作成された時点で、すでに「死滅回游」が行われることは確定していたということだ。

死滅回遊魚は環境に適応できず、冬を越せず死んでしまうとされている。本編がちょうど冬目前の11月であることからも、ネット上では《死滅回游終わる頃には、またたくさんの人が死ぬし、もうどのキャラにも死亡フラグはある》と指摘する声があがっていた。凄惨な結末となった「渋谷事変」と同じく、多数の犠牲者を生んでしまうかもしれない。

さらに、2期のオープニングでは開いた窓の前に〝片目の猫〟がたたずむシーンがある。また五条の片目だけに光が差している描写もあり、彼の術式を支える「六眼」が失われるフラグだと考えるファンも多いようだ。オープニング曲『VIVID VICE』の「もう戻らない」という歌詞で映るシーンが五条の瞳であることも、五条が六眼を失うという説に拍車をかけている。

さまざまなフラグが乱立する「死滅回游」だが、一部ではそうした考察にツッコミを入れる声も。《五条の六眼の話してるけど、獄門疆って物理的時間が流れてないから日数経たないんじゃない…?》《獄門疆の中って物理的時間は流れてないから、時間停止状態つまり変化はないってことなのでは?》と、「獄門疆」の内部にいる五条はルール違反に当たらないと反論する人も少なくない。

本編ではまだ、「死滅回游」のアウトラインしか示されていない状況。より具体的なルールや、誰が参加するかといった情報は、これから明らかになっていくはずだ。「獄門彊」に閉じ込められた五条がどうなるのか、今後の展開からますます目を離せない。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『呪術廻戦』15巻(芥見下々/集英社)

◆過去の「呪術廻戦」レビューはこちら

【あわせて読みたい】