『北斗の拳』女性経験がなさそうなキャラ3選!「非モテ率」が高い漢の世界

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『北斗の拳』といえば、1980年代に一世を風靡した大ヒット漫画。核戦争によって荒廃した世界で繰り広げられるバトルの数々には、誰もがワクワクさせられたはずだ。しかし同作を今振り返ると、子どもの頃には気付かなかった不自然な設定がある。作品世界において、女性の姿が異様なほど少ないのだ。

ラオウやサウザーを始めとして、作中では多くのキャラクターが〝愛〟を語っている。ところが妻をめとったキャラはごくわずかであり、健全な恋愛が行われている雰囲気はほとんどない…。そこで本稿では、「北斗の拳」から「女性経験がゼロなのではないか」と思われるキャラクターを3人ピックアップしてみたい。

生涯に一片の悔いを残しそうな漢たち

■ラオウに唯一恐れられた男! 南斗五車星の1人「山のフドウ」
自らを〝拳王〟と称し、圧倒的な強さによって覇道を突き進んだ最強キャラ・ラオウ。そんな彼が唯一恐れた男こそ、南斗五車星の1人「山のフドウ」だ。

フドウは〝少しおっちょこちょいな心優しいおじさん〟といった様相で、孤児たちを育てる人間味あふれる好漢として登場。「優しいけど本当は強い」というギャップによって、読者からも高い人気を誇っている。しかし、作中でフドウが子ども以外の女性と会話している描写はまったくない。優しいだけの男はモテないというのが世の常であるため、非モテだった可能性は高いだろう。

その一方で、フドウには優しいだけでない一面も。両親を知らずに育った彼は、命の重みを知らず、傍若無人に振る舞っていた過去があるのだ。かつては〝鬼のフドウ〟という異名を持ち、若き日のラオウを恐れさせたほどの実力者だったことから、そのワイルドな魅力に惹かれる女性は多かった…とも考えられる。

しかし冷静になってみれば、彼は〝山のフドウ〟というだけあってかなりの巨体。推定5メートルはあろうかというほどの巨人である。いくら長身男性が魅力的といっても、限度というものがあるだろう。もしその巨躯ゆえに女性を近づけることを恐れ、道化を演じていたのだとしたら、哀愁を感じずにはいられない。

■少年漫画史上最も大型のマザコンキャラ「デビルリバース」
デビルリバースは、地底特別獄舎「ビレニィプリズン」に収監されている極悪犯だ。彼は700人もの人間を手にかけたことで、死刑を13回も執行されているが、その頑丈さによって生存。懲役200年を宣告され、地下に幽閉されていた。見た目から推定される身長は作中最大級の18メートル。「羅漢仁王拳」の使い手でもあり、並みの格闘家では手が付けられない怪物だ。ちなみに身長18メートルというのは、初代ガンダムと同じサイズである。

圧倒的な身体能力に加えて、武術の使い手でもあるためスペックはかなり高い。しかし「マザコン」という弱点を利用され、ケンシロウと戦う羽目となって死亡してしまう。巨人・馬鹿・マザコンという〝ちょっとどうしたらいいのかわからない〟人物であるが故に、生涯孤独だったに違いない。

サイズはもちろん、デビルリバースは性格的にも女性と良好な関係を築くのが難しかったはず。そうした背景から犯罪行為につながったと考えると、かなり不憫なキャラクターと言える。