アニメ『進撃の巨人』最終回で“新主人公”誕生!? ライナーの姿に「本当かっこいい…」

『進撃の巨人』33巻(諫山創/講談社)

原作漫画の完結も間近に迫り、国内外で大きな盛り上がりを見せているアニメ『進撃の巨人 The Final Season』(NHK)。3月28日には、同作の最新話となる第16話『天地』が放送された。ここにきて〝新主人公〟が誕生するかのような展開に、ネット上で熱狂の声が巻き起こっている。

※アニメ『進撃の巨人』最新話の内容に触れています

第16話では、謀反を起こした「イェーガー派」にハンジ団長やピクシス司令が自由を奪われる展開に。その一方で、104期生のメンバーたちも牢屋に囚われる。彼らの間ではミカサたちを傷つけたエレンへの不信感が募っており、コニーは「完全にクソ野郎になっちまった」という評価を下す。

そんな中、ラストシーンではエレンがマーレの戦士・ピークとのスリリングな駆け引きを繰り広げる。ピークはマーレを裏切るような素振りを見せ、エレンたちに従順な態度を見せていた。しかし「示せ。敵はどこにいる」と指示された瞬間に、「そこ」とエレンの方を指で示す。すると床下から「顎の巨人」ガリアードが飛び出し、エレンに攻勢を仕掛けるのだった。

ピークの手のひら返しに、戦士候補生・ガビは「裏切ったんじゃなかったの!?」と驚愕。するとピークは「私が仲間を売ると思ったの?」と頼もしい言葉を返す。さらにピークの「見て!」という言葉によって、ガビが空を見上げると、そこにはライナーを乗せた飛行艇の姿が…。

勇ましいBGMが流れる中、飛空艇では「レベリオの雪辱を果たせ!」という指示が下される。そこでライナーは覚悟を決めたような表情で、巨人化したエレンをまっすぐに見据えていた。

さらに、本編終了後のエンドカードにもライナーのキメ顔が採用されることに。エレンに立ち向かう新たな主人公の登場に、ネット上では《平和への反逆者エレンに立ち向かうライナー、主人公だった》《ライナー主人公でええやろもう》《本当にかっこいいよ…》《ヒロインピークちゃん、主人公ライナーに変わった?笑》《最終回のエンドカードまさかのライナー。Finalの主人公ですね》《主人公ライナーが現れた最高のタイミングで終わってしまった》《ライナーの登場の仕方ってヒーローのそれなんだよな》といった歓声があがっている。

「正義と悪」の反転を描き出すストーリー

シリーズ序盤のストーリーは、主人公のエレンが激しい怒りをもって人類の敵・巨人を駆逐するという内容だった。しかしながら物語はその後二転三転し、シンプルな勧善懲悪ものではなくなっていく。そして今期の「進撃の巨人 The Final Season」は、エレンが巨人の力によって一般人を犠牲にするエピソードから幕を開けたのだった。

現在は謎めいた行動をとるエレンに対して、104期生やライナーたちが抵抗している状況。多くの人の希望を背負い、立ち上がるライナーの姿はまるで初期のエレンにそっくりだ。

なお、アニメは今回のエピソードで一区切りとなるようで、続編は今冬から放送される予定となっている。すでに特報映像が公開されているが、こちらでは残念ながらライナーの存在感は控えめで、どんな展開になるか予想もつかない。

エレンはふたたび主人公の座に返り咲くことがあるのか。そして一度ひっくり返された正義と悪の構図は、どのように書き換えられていくのか。疑問の尽きない物語の行く末を、最後まで見届けよう。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『進撃の巨人』33巻(諫山創/講談社)

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