『かぐや様』212話で“真のヒロイン”が爆誕!? 藤原書記にときめく読者たち

『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』21巻(赤坂アカ/集英社)

白銀御行と四宮かぐやという天才たちの恋愛模様を描いた漫画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』。4月1日発売の『週刊ヤングジャンプ』18号では、同作の〝ギャグ担当〟である藤原千花がメインのストーリーを展開した。しかし、読者の予想を裏切るような内容に、ネット上で驚きの声が上がっているようだ。

※『かぐや様は告らせたい』最新話の内容に触れています

恋人として、ついに一線を超えることになったかぐやと御行。前回の話では、かぐやが大切な友人である早坂愛を呼び出し、自身の体験について赤裸々な報告を行った。そして今回の第212話では、これまで〝蚊帳の外〟扱いされていたもう1人の友人、藤原と対峙することとなる──。

そこで藤原は、かぐやと初めて出会った時のエピソードを語り、生徒会室にはしんみりとした空気が広がる。かぐやはあらためて藤原への信頼感を強く抱き、ついに御行と付き合っていることを告白。すると藤原は「そんなの全然…びっくりどひゃー!」と驚愕。さらにかぐやが男女の関係にあることを明かすと、ふたたび「どひゃー! 正直すぎー!」と驚いてみせるのだった。

ギャグ時空に入っていきそうな展開だったものの、最後にはしっかりと軌道修正。かつては氷のように冷たかったかぐやが他人と愛し合うようになったことを、満面の笑みで祝福してみせる。

意外にもハートフルなシーンとなったことで、どんな風に空気をぶち壊すのかと身構えていた読者は驚いてしまったようだ。ネット上では《今週のかぐや様、久しぶりにキレイな藤原書記を見た》《最高に最高を重ねた最高の回だったな、藤原書記はただのアホではなかった》《久々にうざくない藤原書記を見た気がするw》《えっ藤原書記…お前久々にいい話してきたな…》《これは軽率に泣くわ…。藤原書記ってギャグ要員じゃなかったんですか…》《対象Fじゃない、あれはかぐや様のヒロイン藤原書記》といった声が続出している。

ギャグ要員じゃない藤原に胸キュン? 戸惑いを隠せない読者

藤原といえば、同作のコミカルな展開を一手に担ってきた存在。天然きわまりないトラブルメーカーで、考えなしの行動に出ることも多く、かぐやの脳内イメージでは〝IQ3〟ということになっている。

また、恋愛頭脳戦を引っかき回すジョーカーのような存在であることから、早坂が「対象F」として彼女を警戒したことも。他にも「人の姿をした家畜」や「ゴリラゴリラ藤原氏」、「恥知らず」などの異名をほしいままにしている。そんな扱いのため、生徒会の面々の中で唯一恋愛の気配がなく、読者からも全くヒロイン扱いされてこなかった。

しかし今回のエピソードで、ついに藤原の評価が右肩上がりに。読者の中には《不覚にもめっちゃかわいいと思ってしまった》《まるで藤原書記が普通にかわいいキャラみたいに見えるからすげー》と困惑を隠せない人もいるようだが、今後はますますヒロイン力が高まっていくかもしれない。

初期よりもシリアスな要素が多くなってきた「かぐや様」だが、その中で藤原だけはいつも変わらない味を楽しませてくれる。ぜひ本誌やコミックスで、その魅力を堪能していこう。

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ
■『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』21巻(赤坂アカ/集英社)

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