『ジャンプ』重要シーンで“誤植”発覚! 作者が謝罪するもツッコミ殺到

(C)PIXTA

人類の未来をかけた戦いが繰り広げられる『Dr.STONE』の最新話が、4月5日発売の『週刊少年ジャンプ』18号に掲載された。最新話では主人公・千空たちの戦いがクライマックスへと突入したのだが、見せ場となるシーンで意外なミスが発覚したようだ。

※『Dr.STONE』最新話の内容に触れています

第191話『世界に神の叫びを』では、マグマやほむらたちが必死に石化装置を取り戻そうとするも、敵の銃弾に倒れていくというショッキングな展開が描かれる。ほぼ全員が致命傷を負う中、最後に命からがら石化装置を手に取ったのは元敵軍のジョエルだった。

石化装置を起動するには、装置の至近距離から音声で命令を入力する必要がある。しかし敵軍であるブロディにより、ジョエルは石化装置に命令を出すことを阻まれてしまい、すべての希望は潰えたかに見えた。ところがその刹那、ジョエルが手首につけている腕時計型の通信機から、千空の声で石化装置に命令が下される──。

まさに最高潮の盛り上がりを迎えたシーンだったが、ここでシュールな誤植が起きてしまった。

シリアスな場面でズッコケる読者たち

その誤植というのが「1280000m 1 second」という、石化装置への命令となるセリフ。石化装置を起動するには、「効果範囲」「起動までの時間」の順に音声で命令を下さなければならないというルールがある。本来このセリフは、石化光線の効果範囲を地球の直径以上にすることで、地球全土を覆うことを意図したものだろう。しかし実際には、「1280000m」(1280km)という範囲では地球全土を覆うことはできない。

地球の直径は約1万2756km。これをメートルに換算すると、1275万6000mとなる。だが今回のセリフでは数字が1ケタ小さく、10分の1ほどの大きさになってしまう。石化装置を起動したアメリカから千空たちがいるブラジルまでの距離は約7000kmなので、残念ながら「1280000m」ではおそらくブラジルにすら石化光線は届かないだろう。

思わぬ設定のほころびに、ネット上では《ドクターストーン本誌死ぬほど重要なところで、とんでもない誤植してて草 1280000mじゃ地球包めないよ…一桁足りないよ》《いっちばん肝心なところが誤字じゃねーか!》《今週のDr.Stone熱かった…誤植だけ気になってしまったけどw》《今週のDr.STONEの桁足りなくね? 1280kmってどうなんw》と多くの読者が反応している。

「Dr.STONE」原作者である稲垣理一郎は、すでに誤植を把握しているようだ。自身のツイッターで《本日発売の週刊少年ジャンプ。Dr.STONE191話目が載っておりますが、18P目に誤字がございます。数字にゼロが一つ足りません。大変申し訳ございません》とコメントした上で、コミックスで修正することを確約していた。

逆に考えると、今回の誤植は雑誌でしか見られない貴重なものだと言える。「Dr.STONE」ファンは、今号の「ジャンプ」を永久保存版として取っておくのがいいかもしれない。

文=野木

【画像】

Benzoix / PIXTA

◆過去の「Dr.STONE」レビューはこちら

【あわせて読みたい】