スクエニ新作『バランワンダーワールド』爆死!“パクリ”疑惑浮上で炎上中

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舞台ミュージカルがテーマの3Dアクションゲーム『バランワンダーワールド』が、3月26日にスクウェア・エニックスから発売された。作中のBGMをめぐって、とある有名映画のテーマ曲に「酷似している」との指摘が相次いでいる。

同作は『ソニック』シリーズや『ナイツ』などの名作を手掛けたゲームクリエイター、中裕司による最新作。人間のポジティブ・ネガティブな想いが入り混じった、「ワンダーワールド」という不思議な心象世界を舞台にしたゲームだ。主人公は「ワンダーワールド」に迷い込んでしまい、世界のバランスを取り戻すために旅をしていく。

物議を醸しているのは、サウンドトラックにも収録された「炎の地下世界」というBGM。軽快なテンポながら、どこか物悲しい雰囲気の漂う一曲だ。しかしこの曲に関して、1984年に公開された大ヒット映画『ゴーストバスターズ』のテーマ曲に似ているという指摘が相次いでしまった。

「炎の地下世界」との類似性を指摘されたのは、エルマー・バーンスタインが作曲を手掛けた『ゴーストバスターズのテーマ』という楽曲。2つの曲を聴き比べた人からは、《似すぎてる。偶然で起こるものなのかこのレベルは…》《あーあスクエニさんやっちゃいましたねw》《アレンジにしか聞こえない》《ゴーストバスターズ舐めんなよ》といった批判の声があがっている。

その一方で、パクリではなくリスペクトと解釈する人もいるようだ。映画「ゴーストバスターズ」に出てくるゴーストバスターズ本部は、古い消防署を改装したもの。渦中のBGMは「消防士のテーマ」として作られているため、自覚的に「ゴーストバスターズ」をオマージュした可能性もありえるだろう。

「バランワンダーワールド」がここから巻き返すには

また、同作はBGMをめぐる騒動だけではなく、売上に関しても苦境に立たされている。有名クリエイターの新作ということで話題性は高かったものの、初動の売上は芳しくなかった模様。『ファミ通』が発表するゲーム販売本数ランキングのトップ10にすら入らず、集計不能という結果となっている。

同作が発売した週には、『モンスターハンターライズ』や『五等分の花嫁∬ ~夏の思い出も五等分~』などの人気タイトルが並んでいた。そうしたタイミングの悪さによって、売上が伸び悩んでいるのかもしれない。とはいえ、実際にプレイしたゲームファンからは《映像の綺麗さとか音楽は凄くいいのに、低クオリティのマリオみたい。これ黒歴史に名を刻むのでは》《今の時代にフルプライスで発売する代物ではない》《今どきインディーゲー開発者ですら実装しないような超低クオリティのQTE》といった酷評も目立っているが…。

ゲームのビジュアルは多くの人を魅了しており、80種類以上もの「衣装」が登場する点など、オリジナリティもかなり高い。さまざまな評価が並ぶが、刺さる人には刺さる一作かもしれない。

文=野木

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