『ONE PIECE』ゾロが初期と別人に…!? おかしな言動に「ゾロはこんな事言わない」

『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

『ONE PIECE』のゾロといえば、作中でトップクラスの人気を誇るキャラクター。「麦わら海賊団」の最古参として、物語の序盤から活躍してきた。しかし最近では、その人気にちょっとした陰りが生じている。というのも、一部のファンの間で「ゾロが別人になった」という評価が生まれているのだ。

昔のゾロは「笑顔の似合う好青年」だった?

今のゾロは、寡黙でクレバーな剣士キャラが定着している。しかし物語の序盤では、明るい笑顔を見せたり冗談を言うようなシーンも少なくない。

たとえば「東の海」編の24話『偽れぬもの』では、子どもたちに対してウソップを「喰っちまった」と冗談を言うシーンがある。そして、嘘をすんなり信じる子どもたちを見て、ゾロは大口を開けて笑っていた。その他、アラバスタ編の176話『Rush!!』では、ルフィたちを「今回だけ」と言って見逃すスモーカーに対して笑顔を見せている。

ところが最近のゾロは、あまり笑ったりふざけたりする描写がない。このような性格の変化については、ファンの間でさまざまな考察が繰り広げられている。とくに有力なのは、ミホークやバーソロミュー・くまに敗北したことを経て、よりストイックな武人になったという説だ。

また、船長であるルフィが頼りないため、ゾロが〝自分がしっかりしなくては〟と思うようになった…という考察も。ウォーターセブン編の438話『プライド』で、ゾロは一味を離脱したウソップの処遇について、ただひとり「第一声が謝罪じゃなきゃ置いていく」と厳しい態度を取っていた。これ以外にも、ルフィの頼りない部分をフォローしようとするゾロの行動は、随所に見られるため、責任感によって成長したと考えるのは説得力がある。

その一方、ゾロの性格は新世界編の前後2年で変わっているため、シンプルに「精神年齢が大人になった」と考えるファンもいるようだ。