『ヒロアカ』308話デクが別人に!?“ダークヒーロー化”に戸惑いの声

『僕のヒーローアカデミア』30巻(堀越耕平/集英社)

終章に突入し、ますます勢いを増す『僕のヒーローアカデミア』最新話が、4月12日発売の『週刊少年ジャンプ』19号に掲載された。主人公・緑谷出久の雰囲気に大きな変化が生じており、多くのファンを心配させているようだ。

※『僕のヒーローアカデミア』最新話の内容に触れています

第308話『全力!!』では、物語の初期に「夏の林間合宿編」で戦った敵・マスキュラーとの再戦が描かれることに。マスキュラーは林間合宿で出久に敗れた後、刑務所へ収監されていたのだが、死柄木弔の手により脱獄を遂げていた。

以前マスキュラーと戦った出久は、腕をボロボロにしながら満身創痍の状態で辛勝していた。しかし、今回の出久はひと味ちがう。その身に継承した「ワン・フォー・オール」の能力によって、「浮遊」や「煙幕」などさまざまな個性を発動しながら、クレバーに相手を攻略していくのだ。

因縁の一戦とも言える出久vsマスキュラーは、たった1話にして出久が勝利するという結果に。以前のマスキュラー戦に比べると、はるかに余力を残した勝ち方となっており、出久の態度には余裕さえ感じられた。

圧倒的な力を手に入れつつある出久に対して、ファンからは《デクがかっこ良すぎた、もう「くん」じゃなくて「デクさん」だよ》《緑谷ホント強くなったんだな! 頑張れって感じのデクじゃなくてお願いしますデクさん!!って感じのデクになってる》といった声が相次いでいる。

出久が“ダークヒーロー”に? キャラクターの変化に戸惑い

パワーでゴリ押ししていた過去の戦闘と比べると、現在の出久は見違えるような成長を遂げている。その一方、戦闘スタイルだけでなく精神的な面で変化を感じるファンも多いようだ。

出久はマスキュラーとの戦闘中、強気かつ毅然とした態度で相手を糾弾していた。また、マスキュラーの弱点を指摘する際にも、どこか煽るような口ぶりとなっている。そんな出久の変化に対して、《口調の方が気になったかな。こんな強気に煽る子だっけ…って》《デクさんたくましくなったな~って思う反面、口調とか表情をみると悲しい気持ちになる》《いつでも笑って助けるヒーローを目指してたのに、いつのまにか淡々と敵を倒すヒーローになってきてる》と戸惑う声があがっている。

出久が変化する予兆は数話前から見られたが、具体的な理由はまだ明かされていない。そのため、ファンの間ではさまざまな考察が飛び交っているようだ。とくに多いのは、「超常解放戦線」との戦いで多くの味方が傷ついたのが成長のトリガーになったという説。また、歴代のワン・フォー・オール継承者との対話によって心変わりが起きたという意見もある。

最近の展開ではエンデヴァーやホークスなど、サブキャラにスポットが当たる機会が多かったが、今回のエピソードは明らかに出久がメイン。しかし、エンデヴァーたちが闇の部分を掘り下げられたことを思うと、安心してはいられないだろう。今後、出久をめぐって、読者の心を苦しめるような物語が描かれるかもしれない…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『僕のヒーローアカデミア』30巻(堀越耕平/集英社)

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