『進撃の巨人』ミカサの異常な愛情! エレンを心配して愛する名シーン3選

2人の“原点”となった出来事

<その3>「マフラーを巻いてくれてありがとう」
ミカサは過去に強盗事件に巻き込まれ、人生が一変する出来事を経験した。そこでエレンが彼女を救った際に渡したのが、後に彼女のトレードマークとなる赤いマフラーだ。単行本12巻では、このマフラーをめぐって感動的な一幕が描かれる。

「鎧の巨人」の襲来を受け、調査兵団の仲間たちは次々巨人に食べられることに。ついに恩人であるハンネスさんも失い、エレンは「何も守れない」と深い絶望の淵に追い込まれていく。もはや死が目前に迫った状況だったが、ミカサはどこか晴れ晴れとした表情で「伝えたいことがある」と告げる。そして、今まで一緒にいてくれたことを感謝し、「マフラーを巻いてくれてありがとう…」と積年の想いを伝えるのだ。

死を覚悟したからこそ、普段は言えない好意と感謝を真っすぐに伝えられたのだろう。いつもクールで不愛想なミカサだが、この時ばかりはどこまでも人間らしい表情を浮かべていた。

ちなみに「進撃の巨人」ファンの芸人、インパルス・板倉俊之もメディアのインタビューでこのシーンを作中ベストに選出している。多くの視聴者の心に残る名シーンだったことは間違いなく、物語の完結後も語り継がれていくことだろう。

3つのシーンをピックアップしたが、他にもミカサとエレンの熱い掛け合いはいくつも存在する。ちょっとしたコマに激情が潜んでいることもあるので、アニメや原作を見返してみてほしい。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『進撃の巨人』33巻(諫山創/講談社)

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