『かぐや様』214話で藤原書記が“用済み”に…? 久々の特訓回に歓喜の声

『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』21巻(赤坂アカ/集英社)

赤坂アカによる漫画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の最新話が、4月15日発売の『週刊ヤングジャンプ』20号に掲載された。かぐや様ファンから圧倒的な支持を集める「特訓回」が描かれ、ネット上で喜びの声がこだましている。

※『かぐや様は告らせたい』最新話の内容に触れています

第214話『藤原千花は教えたい』では、「秀知院学園」の日本校がフランス校とダンスパーティーをする予定が明らかに。そこでダンスの経験が全くない白銀御行は、藤原千花にレッスンを依頼する。

藤原は交流会でダンスがあることを知った段階で、心が無になったような表情に。これまでのつらく不条理な特訓の思い出がよみがえり、トラウマを刺激されたものと思われる。しかし、レッスンが始まる頃には覚悟がついたようで、逆ギレのようなテンションで白銀と向き合うのだった。

鬼コーチとして有名な藤原だが、今回はかなり和やかな態度。母親が息子に物を教えるかのように、やさしく褒めながらダンスを指導していく。そして背景にはこれまでの特訓回の回想が描かれ、まるで総集編のような雰囲気に。最終的には社交ダンスだけでなくタンゴのステップを教えることを提案し、「きっとこれが最後でしょうし」とさみしそうに呟く。

エモい雰囲気とコメディに心をかき乱される読者たち

藤原が切なげな表情やセリフを放っていたことから、2人の特訓は「最終回」のような気配があった。しかしラストページではさらなる特訓を予感させるナレーションが差し込まれ、読者を驚愕させたようだ。

シリアスとコメディの入り混じった超展開に、ネット上では《今回いい話だったなって読み進めてたのに…どうしてこんな予告なんですか…どうして…》《会長と書記の特訓回もラストかぁ~泣けるな~って思ってからのこれですよ。最高ですね》《久しぶりの特訓回キター! めっちゃしんみりしてたけど最後で笑ってしまったw》とさまざまな反響があがっている。

もともと白銀は完全無欠なイメージに反して、運動スキルは「クリーチャー」、音楽スキルは「なまこの内蔵」と称されるほどの欠点を持っていた。初の特訓回である第23話で、ボールの代わりに自分の頭をサーブする姿は忘れがたい。しかし藤原が根気強く育てあげた結果、今や白銀は理想の生徒会長へと近づきつつある…。

特訓回で藤原が見せるママのような慈愛には、熱狂的なファンがついている。残りわずかな特訓回を、噛みしめるように味わっていきたい。

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ
■『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』21巻(赤坂アカ/集英社)

◆過去の「かぐや様は告らせたい」レビューはこちら

【あわせて読みたい】