NHK版『ラブライブ!』改変だらけで別作品に…『TIGER&BUNNY』の悲劇再び

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昨年10月に人気を博したテレビアニメ『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』が、4月11日より「NHK Eテレ」でふたたび放送スタート。しかしNHKならではのルールによって作品の一部分がガラリと変わってしまい、多くの視聴者が騒然としているようだ。

同作は大人気学園アイドルアニメ『ラブライブ!』のシリーズ3作目。東京のお台場を舞台に、上原歩夢、中須かすみ、桜坂しずくといった女子高生たちがスクールアイドルを目指していく青春ストーリーだ。また、同シリーズはいずれの作品も地域密着型をウリとしており、「虹ヶ咲学園」では『ヴィーナスフォート』や『東京ジョイポリス』といったお台場の名所が登場する。

ところがNHKでは、実在の企業名や施設名などは〝宣伝〟になるため名前を出せないというルールがある。そのため「虹ヶ咲学園」も、NHKで放送されるにあたって内容が改変されることに。オープニング映像に登場する「ヴィーナスフォート」や「ジョイポリス」といった施設名が消え、ご当地アニメ感が薄くなっていた。

また、オリジナル版のオープニングでは『セブン-イレブン』が登場するが、NHK版では数字の「9」が書かれたコンビニに。他にも『ゲーマーズ』のロゴは頭文字が「G」から「C」へと変更されるなど、さまざまな変更が加えられている。

もはやニセモノ!? 魔の手は過去のアニメにも…

「NHK」のルールによって、偽物のように変わり果ててしまった同作。視聴者たちもこの異変にはすぐに気が付いたようで、ネット上には《あらゆる企業名が消されていて笑った》《セブンイレブンがナインイレブンになってるwww》《虹ヶ咲の世界ではセブンイレブンが倒産したらしい》《オレの知ってるOPじゃない!》《ヴィーナスフォートやジョイポリスまで名前消失してて、やっぱNHKめんどくせーなって思った》《地域に大きく関わるラブライブで、それって結構致命的だとおもうが…》などのツッコミが相次いでいる。

ちなみに、過去にはヒーローアニメ『TIGER & BUNNY』がNHK・BSプレミアムで放送された際にも同じルールの餌食に。同作に登場するヒーローたちは身体に企業ロゴをつけた広告塔という設定なのだが、NHK版は全てのロゴが消去され、不自然な余白が生まれていた。

企業名などが消えたところで、直接的にストーリーに影響はないだろうが、作品が持つご当地感や味がなくなるのは悲しいこと。そうした部分が気になる人は、大人しくオリジナル版を観た方がいいだろう。

文=大上賢一

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