『ONE PIECE』最強キャラが決定!? カイドウとミホークはどちらが強いのか

『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

猛者たちがひしめく『ONE PIECE』の世界には、最強と称されるキャラクターが2人登場する。1人は最強生物・カイドウ。そしてもう1人は、世界最強の剣士・ミホークだ。いずれも常人とはかけ離れた戦闘力だが、もし直接対決した際にはどちらが勝利するのだろうか?

カイドウは「百獣海賊団」の総督にして、世界中の人々が恐れる「四皇」の一角。それに対して、ミホークは元「王下七武海」のメンバーという位置づけだ。作中では四皇と七武海は同列に語られることもあるが、ランクとしては四皇の方が上であることは間違いない。

しかし、だからといってミホークをカイドウより下と結論付けるのはまだ早い。ミホークはカイドウと同じ四皇のシャンクスと、長らくライバル関係にあったことが知られているからだ。ミホークとシャンクスの戦闘はいまだ決着がついていないようなので、実力差はほぼなかったのだろう。しかもシャンクスが片腕を失った後には、「今さら決着をつけようなどとは思わん」と興味を失っていることからも、圧倒的な強者の風格が漂っている。

ミホークが実力者と見なされる理由は、それだけではない。これまでに一度としてダメージを負った描写がなく、その見た目にも傷一つないのだ。白ひげを筆頭に猛者たちが集まった「マリンフォード頂上戦争」に参戦した時にすら、無傷でその場を後にしている。シャンクスに白ひげ、そしてカイドウも身体に大きな傷跡があることを思えば、いかにミホークが規格外か分かるはずだ。

カイドウvsミホーク勝負の決め手となるのは?

その一方で、常識外れの逸話といえばカイドウも負けてはいない。カイドウが初登場したのは、単行本79巻に収録された第795話『自殺』でのこと。そこでは上空1万メートルの空島から落下し、地面に激突するも無傷を保っている様が描かれていた。さらに過去には1000度を超える拷問や40回の死刑にも耐えきったとされており、その異常性は明らかだろう。

しかしその身体は、あらゆるダメージを無効にするわけではないらしい。かつて「ワノ国」の侍・光月おでんと戦った際の〝生涯消えない傷〟が、それを証明している。しかもこの傷を生み出したのは、覇気を極めたおでんの剣技。ということは、あらゆる剣士の上位互換であるミホークも同じようにカイドウへとダメージを与えられるはずだ。

ミホークの攻撃が有効だとすれば、カイドウは耐久性という大きなアドバンテージを失ってしまう。プロレスラーのように相手の攻撃をあえて受ける戦闘スタイルなので、相性は最悪といっていいだろう。以上のことから、少なくともタイマンであればミホークに軍配が上がりそうだ。

カイドウが生まれ持ってのフィジカルを上限まで鍛え上げた人物だとすると、ミホークは剣技という技術のレベルがカンストした存在。別の分野で頂点を極めている2人だけあって、格付けを行うのはそう簡単ではない。いつかスピンオフなどで夢の対決が実現することを期待しよう。

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』98巻(尾田栄一郎/集英社)

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